平成のネット梅毒−スパイウェア

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CNETにスパイウェアに関する記事PC1台に平均26.9個のスパイウェア--米調査で明らかにが載っています。

実は私も、ゲーム業界の話で登場した私の小学生の息子のPCが、このスパイウェアに汚染されると言う貴重な?経験をしました。

それは突然起こり始めました。いつものようにブラウザを立ち上げポータルであるyahooの画面から別の画面に移動した瞬間、訳の分からない英語の画面がポップアップで表示されるのです。最初は、あれ?てなもんで、×を押して消していたのですが、余りにしつこく出始めるので、一体これは何だと調べました。

Googleで「ポップアップ広告」で検索を掛けて見ていくと、いやー皆さん困ってます。その中から駆除ソフトAd-awareのサイトにたどり着いて、早速ダウンロード。スキャンを開始しました。すごいすごい80件以上検出されたのです。早速駆除実行してきれいさっぱりにしました。おかげで変なポップアップ画面も出なくなり一件落着となりましたが、しかし、全く納得できません。

何でこんなことになるのだと言うことで、アクセス履歴を調べると、私の小学生の息子の方ではなく高校生の息子が、エロサイトを訪問してしっかりお持ち帰りになったことが判明しました。何だ、これはまるで平成のネット梅毒じゃないか。特効薬があったからよかったものの、このままではパソコンが使い物にならなくなるところでした。

我が家のパソコンは、テレビがある居間の、誰もが見えるところにあります。エロサイトを訪問すれば誰かにすぐ目撃されるはずですが、これは小学生の息子と共謀して悪さをやっていたに違いありません。男の子はこう言うことがあっても良いのだと言う教育方針ですが、ウィルスだけは困ります。

早速エロサイト訪問禁止令を出し、これはスパイウェアであるとかアドウェアと言ってとっても恐ろしいウィルスなんだよ、感染するとパソコンが使えなくなることもあるから、絶っっ対!変な場所へは行ってはいけませんよ、と教育しました。

一昔前ならリアルな世界で子供に注意していたセリフが、今やネット社会にそのまま移ってきているんだなと、あらためて実感する出来事でした。 KAI