みなさん、ようやく日本人が、グランドスラマーになる、そんな長い長い夢が叶おうとしているのであります。

そうです、いまのいま行われている全仏オープン、この2回戦、さきほど終了しました錦織圭対アンドレイ・クズネツォフ戦を観戦いたしまして、沸々とこの思いにかられるのであります。

それは、なぜか。

このあたりをご説明するために、まずはこの半年前にKAIが書いた、錦織に対しての、ゲームに勝つための「課題」をご覧いただきたいのであります。

・とにもかくにもサービスを変えろ・・・エースではなくファーストサービス90%を目指せ
・バックハンドクロスのグリップでストレートを100%打てるようにしろ
・ベースライン1メートルで、深いボールを確実に打てるようにしろ
なぜ、ジャパンオープンで錦織圭は、準決勝で敗退したのか?(3)

この3つの課題の中で、2番目と3番目が、まことにもって改善されていたのであります。

特にであります。

2番目の、バックハンドのダウンザライン。これが今回、面白いように決まっていたのであります。

実は、フェデラーやワウリンカの強さとは、このバックハンドのダウンザラインにあるのでありますが、これが決まるゲームは、彼らは間違いなくゲームを取れるのであります。

昨年、この全仏オープンを制したのも、バックハンドダウンザラインを決め球に持つ、ワウリンカ。ワウリンカ同様、錦織がこのバックハンドのダウンザラインをミスすることがなければ、これはもう間違いなく錦織は決勝まで勝ちあがれると思うのであります。

そして改善されたもう一つ、3番目の、常に深いボールを打ち続けることは、それ自体ポイントになるわけではないのでありますが、次の相手のボールが短くなって、このチャンスボールにウィナーとなるのであります。

しかしながらであります。

一番の問題は、ファーストサービスであります。

これについて、問題の根本は、コーチであるマイケルチャンコーチにあると、KAIは考えているのであります。

すなわち、マイケルチャンコーチやダンテコーチに、グランドスラムで勝つための、「サービス」に関するノウハウがないってことなのであります。

おそらくテニス愛好家のみなさんは、すでにお気づきのことではあると思うのでありますが、ゲームにおいてここと言う場面での、グランドスラマーのサービスエースの確率の高さなのであります。

これに対しての錦織、とにもかくにもファーストサービスの確率があまりにも悪いのであります。

しかも、これを指摘されながら、まったくもって一向に改善されないのであります。

つまりは、ポイントは、ここにあるのであります。

今回の全仏オープン。錦織が、日本人初のグランドスラマーになるためには、何をなすべきか。すでに明らかなのであります。

はてさて、ファーストサービスの確率を上げ、かつ、これをエースにするには、いったい何を改善すればよろしいのでありましょうか。

このヒントになるのが、ジョコビッチのサービスなんであります。

彼のサービスもまた、錦織同様決して速いサービスではないのでありますが、常にファーストサービスの確率は高いのであります。つまりスピードではなく確率優先。

しかしながらであります。

ここぞという場面で、速度を上げてくる。

つまり、速度の速いサービスを打つときこそ、確率を上げるサービスをするってことです。

これは一見矛盾していることを申しあげているかと思われるかもしれないのでありますが、そうではないのであります。

まずもって、とにもかくにも速いサービスの確率を目いっぱいあげる。

これが、「最低」基準になるってことであります。

これより確率の低くなるサービスを、ファーストサービスとセカンドサービスで打たない。

するとどうなるかと言えば、ここぞと言うファーストサービスの場面で、間違いなく速いサービスを決めることができるようになるのであります。

そうです。

ファーストサービスの確率は、セカンドサービスの確率より悪くてもいい。

この常識を捨てることなのであります。

そうではないのであります。

通常のファーストサービスの確率は、セカンドサービスの確率と同じにして、特別なファーストサービスの確率を、これ以上にする。

考えてみますれば、これはなかなか難しいのは事実ではありますが、まずはエースを取れる速いファーストサービスの確率を「基準」にするってことであります。

この基準の確率自体が高くなければ、ゲームに勝てないばかりか、グランドスラム優勝など、夢のまた夢なのであります。

ポイントは、サービス。

はてさて、錦織圭、いかなることになりますやら。 KAI

まことにもって不本意なことがあるのであります。

それは、「おおさか維新の会」と、「大阪維新の会」が、同じものであるとの認識が、全国的に広がっていることについてなのであります。

大阪維新の会から出馬を表明した渡辺喜美氏は「全国比例」だから比例名簿順はないよ。

もし渡辺喜美氏を国政に戻したいなら、投票用紙に「大阪維新の会」ではなく「渡辺喜美」と書かないとダメです。
Twitter、串焼き 東京壁蹴り代行?第一開発室 室長@dr_kusiyaki

今回、おおさか維新から、渡辺喜美が、参院選全国比例候補として立候補することになったのでありますが、これが全国的ニュースとして取り上げられたのは、もちろん朗報と言ってもよろしいのであります。

しかしながら、ここに引用いたしましたとおり、全国的に、有権者の認識といたしましては、「おおさか維新の会」と「大阪維新の会」とは、まったくもって同じものであるのであります。

なぜ「おおさか維新の会」は、「大阪維新の会」と混同されるのか?

それは、有権者の大半が、国政政党と地域政党の区別を知っていないからなのでありますが、このような状況の中で、来る参院選、いかに戦えばよろしいのでありましょうか。

今回のエントリーは、この問題について考察するのであります。

と、いきなりの結論でありますが、お勧めするのが、全国的ひらがな「おおさか」TVキャンペーンなのであります。

TVキャンペーンの内容とは、なぜひらがな「おおさか」であるのか、この一点であります。たった12秒の広告でよろしいのであります。これを全国で展開する。

もちろん予算的裏づけが必要ではありますが、もっとも料金的にかからないスポットをねらって、短期間で行えば、数億円で収まるはずであります。

この広告になんの意味があるのかと、これをご説明いたしますならば、それは、候補者の選挙演説の「マクラ」にできるからであります。

「あのひらがなおおさかキャンペーンの○○でございます」

これ一発で、「大阪」ではなくひらがな「おおさか」を、全国的に鮮明に訴えることができるのであります。

維新執行部のみなさん、いかがでありましょうか? KAI

もう話題、これしかないんかいってな突っ込みは、横におかさせていただくといたしまして、この問題を取り上げないわけにはいかないのであります。

この渡辺氏の入党問題に、さっそく反対を表明したのが、この方であります。

 私は渡辺さんの入党には反対です。今回の件は、衆参同日選挙を睨んでの行動なのかもしれないけど、おおさか執行部は焦り過ぎだなぁと思います。渡辺さん経由の候補者がって部分もあるんでしょうけども。旧みんなの党で合流してくる人たちもいるだろうし、それも計算には入ってるんでしょうけど。私としては渡辺さんがみんなを再興させて、そことおおさかが組むのならベターだと思っています。維新が国政で力を失ったのは、そういう焦りから既存勢力と組んだことなんだから、その辺はいい加減学習してほしい。
渡辺喜美氏の入党打診に想う今後のおおさかの展開について

この記事の筆者、粉屋さんのお気持ちは痛いほどわかるのでありますが、選挙とは戦(いくさ)、この戦に勝つためには、孫子の兵法を待つまでもなく、まずもって一番に戦略が必要であることは、絶対的真理なのであります。

しかして、粉屋さんの戦略であります。

 私はおおさかが政権をとる日は待望していますが、国政での成果がないと票も付いてきません。おおさかが今、目指すべきは市長・地方議員を多く抱えて、おおさか改革の果実を多くの有権者に実感してもらうことです。その上での国政です。そういった市長経験者を多く抱えて、彼らを国政に送り出していく体制作りこそが必要です。

 現状のおおさかの売りは国政の成果ではなく、その政治色が白いことです。既存勢力とは支持基盤などの立ち位置が違うという点にあります。分裂によって色を落としたのに、またぞろ違う色を入れたらその部分だけが目立ちます。渡辺さんにどうこうはないけど(多少薄目になる部分はありますが)、党の看板を背負った人を入れればそのついている色が大きなシミとして有権者には映ります。おおさかという純白の布にでっかい色のしみがつくんだからそこしか目立たないことになります。


まずは、大阪に続く、全国各地方での実績作りであり、その旗振り役である「おおさか」は、維新スピリッツで勝負する必要がる。

これが、KAIが要約した、粉屋さんの戦略であります。

つまり、おおさか維新の維新スピリッツと言う旗印に、渡辺喜美と言う「色」を混ぜることは、選挙にとっておおいにマイナスになると、そう言う主張なわけなのであります。

この粉屋さんの論理は、まさにその通りなのではありますが、しかしながら、この論理は、あくまで「戦術」レベルにおいてと、限って理解しておく必要があるのであります。

すなわち、さきほども申しあげさせていただいたとおりなのでありますが、選挙とは戦であります。

まずもって一番に必要となりますのは、戦略であります。

戦略とは、もう少しくだいた言い方をいたしますならば、それは「価値観」であります。

この戦において、何を最も大事にするか。

おおさか維新にとって、来る参院選において、もっとも大事にするべきこととは。

もちろんこれは、決して、粉屋さんの言う「純白」、維新スピリッツではないのであります。維新スピリッツとは、あくまで「条件」、「戦術」であるのであります。

では、肝心要の、選挙に勝利するための戦略、価値観とは何か。

それは、おおさか維新の支持率であります。

つまり、選挙の目的とは、今回の選挙そのものの勝利ではなく、おおさか維新の支持率獲得に他ならないのであります。

この詳しいご説明は後ほどにいたしまして、いま現在、橋下徹が毎週のように行っている維新地域政党合同の講演会や、地上波へのテレビ出演とは、実はこの戦略に基づくものなのであります。

そこで、であります。

なぜ、維新の戦略が支持率であり、この支持率を戦略にする意味とは。

これを、これからみなさまにご説明したいと思うのであります。

これも、すでに以前のエントリーで何度か取り上げてきたことではあるのでありますが、「支持率」とは、「信頼」であり「期待」であるのであります。

そして、この「信頼」とは、正統性、すなわち時間軸上の一貫性であります。

いかにすれば、大阪はもちろんのこと、大阪以外の全国で、この維新の信頼を獲得して、おおさか維新の支持率を上げていくことができるか。

これこそが、おおさか維新にとってもっとも重要な戦略となるのであります。

もし、全国レベルで、民進党以上の支持率を獲得できた暁には、いかなる事態が待ち受けているか、ぜひみなさまには、これをご想像いただきたいのであります。

と言うことで、具体的に、渡辺喜美が関東の比例候補になれば、これは間違いなくおおさか維新の支持率をあげることになるのであります。

しかしながら、これを、旧みんなの票を集めたにすぎないとの批判をする方々には、これがそれとは決定的に違うことであると、KAIはいま申しあげるのであります。

みんなの候補である渡辺喜美が集めた票と、おおさか維新の候補である渡辺喜美が集めた票との間にある、明確な違いとは、それは、一貫した維新への信頼であり期待であります。すでに存在しないみんなへの信頼も期待も、いまはもう存在しないのであります。

と言うことで、KAIの結論であります。

7月の選挙の結果、3ヶ月以内に、これは間違いなく、おおさか維新が、民進党を、支持率において抜くのであります。 KAI

衆議院京都3区補選の結果は、まことにもって残念至極なのであります。

とはいえ、KAI的には、すでにツイートいたしましたように、以下の通りの大きな成果があったと考えているのであります。

・国政レベルで、橋下抜きの戦い方を経験
・森なつえという、国政議員候補の逸材を発掘
・投票率を上げれば勝機があることを証明

この3つの項目それぞれ、今後の維新躍進にとって、きわめて大きな意味を持っているのでありますが、これについて、まずは3番目の問題について、ご説明したいと思うのであります。

そこで、こんな記事がありましたので、ご紹介するのであります。

 上は出口調査の結果です。森さんの得票数は20710票。上記の結果から考えると、おおさか維新の会(以下おおさか)支持者からの得票数は一万以下であったことになります。これについてなぜかを考えてみます。
京都3区補選の総括

なかなか興味深い、選挙結果の分析なのでありますが、その内容への賛否は別にしまして、この引用させていただきました一節についてであります。

つまり、森なつえ候補の獲得票数2万票の内、おおさか維新支持者の票はその半分もなかったというのであります。

しかしながら、この文章は、そのまま受け取るわけにはいかないのであります。

それは、今回の補選と同じ日である、23、24日に実施された世論調査を見れば、単純に理解できることであります。

民進党の支持率は、結党直前の前回調査(3月19、20両日実施)を5・5ポイント下回る7・3%となり、「ご祝儀相場」すらない窮状を印象づけた。
(中略)
民進党以外の政党支持率は、自民党39・0%(前回36・7%)▽公明党3・8%(同4・6%)▽共産党5・2%(同3・0%)▽おおさか維新の会4・1%(同4・4%)▽社民党1・5%(同0・8%)▽生活の党と山本太郎となかまたち0・5%(同1・1%)▽日本のこころを大切にする党0・2%(同0・2%)▽新党改革0・0%(同0・2%)。
内閣支持率49.4%↑ 民進党支持率は急落7.3%↓ 「現行憲法で平和と安全守れない」52.1%

すなわち、補選で投票所に来た人の中で、おおさか維新支持者は8%あり、対して、世論調査の支持率は4.1%。と言うことは、支持者の2倍の人々が投票所に足を運んでくれた結果の1万票であったと言うことなのであります。

そもそもにおいて、全体の投票率がきわめて低い中で、民進党に至っては、7.3%に対して23%、3倍強もの人員を動員していたのであります。

しかも、このような状況の中でも、自民党が候補者を擁立していなかったとはいえ、維新以外の支持者から1万票以上の票を獲得した事実は、きわめて重要となるのであります。

ここで、もし全体の投票率が上がる選挙となれば、果たして結果はどうなるのか、これを考えてみればよろしいのであります。

まずは民進党でありますが、その3倍強の動員率から言えることは、投票率が上がっても、それに比例した得票を得ることはできないと言うことであります。

さらに、他党支持者からの得票も、その割合は小さく、全体の得票数への貢献は大きくなることはないのであります。

これに対して、おおさか維新はどうなるのでありましょうか。

確かに動員率は2倍あるものの、支持率自体はいまだ4%であり、これを大きく伸ばすことを前提に考えますならば、投票率の増加は、支持率に伸び代がある分だけ、獲得票数の大幅な増加を見込むことができるのであります。

また、他党支持者同様、無党派層からの得票も、投票率の伸びとともに大幅な増加を期待できるものとなるのであります。

これこそが、「投票率を上げれば勝機があることを証明」していると言えることなのであります。

そこで問題となりますのが、肝心要の支持率をいかにすれば上げることができるか、であります。

ここで思い出していただきたいのは、「支持率」とはなにか、であります。

さきほど、支持率とは「信頼」と「期待」であると申しあげたのでありますが、この「信頼」と「期待」とは、他者との比較による、つまり他者よりはより「信頼」できる、より「期待」できるとなるのが、相対的価値観による「信頼」と「期待」なのであります。

一方、絶対的価値観による「信頼」と「期待」とは、政党としての過去からの一貫性であります。別の言葉で簡単に言うと、公約を守る、言行一致の姿勢であります。これを徹頭徹尾、徹底して履行するのであります。

かように考えますれば、維新の党の支持率を上げるにはどうすればいいか、おのずと答えは見えているのであります。
なぜ維新の党は「揺れる」のか?


まさに、支持率とは「信頼」と「期待」であるのであります。

このエントリーにも述べましたことではありますが、支持率とは他党との比較ではなく、一貫して政党として「信頼」と「期待」の獲得なのであります。

そして、これにいまのいま、なお、最も貢献しているのが、橋下徹であることに、みなさん気づいて欲しいのであります。

もはや、おおさか維新にとって必要なことは、橋下徹のタウンミーティングでもなければ、街宣車からの神演説でもないのであります。

そうです、いま、毎月地方で開催されている、地域政党維新の会と連携した講演会であり、新しく始めたメルマガによる、維新スピリッツへの認知活動に他ならないのであります。

あの橋下・羽鳥の新番組でさえ、橋下徹と言うタレントをとおした、全国的維新スピリッツの認知活動であると、かように位置づけていると、KAIは考えているのであります。

5年後の、政権奪取のために、いま、何をなすべきか。

それは、目の前の派手な議席獲得競争ではなく、目の前に迫る大戦(おおいくさ)の勝利に、地道に備えることに他ならないのであります。

まさに、これこそが、冒頭に述べさせていただいた、今回の補選の、最初の二つの成果に他ならないのであります。

・国政レベルで、橋下抜きの戦い方を経験
・森なつえという、国政議員候補の逸材を発掘

来る参院選挙に、いかに勝利するか。

もちろんこれは、国政レベルであります。

今回以上に、全国に、戦力が分散されるのであります。

しかし、これをまったくもって悲観する必要はないのであります。

なぜなら、今回の補選を、全国のおおさか維新の志士が体験したからであります。参院選は、単純に志士の地元で、これを繰り返すことができるからであります。

さて、そうは言っても、目の前の問題が気になって仕方がない人々がいるのも、事実でありまして、最後に、この「おおさか」党名変更問題について考えてみるのであります。

なんと、うわさによれば、今回の補選中、松井代表以外、「おおさか」を極力隠していたとの情報があるのであります。もちろんこの真偽をネット映像で確認すれば済む話ではありますが、おそらくこれは間違いないと思うのであります。

なぜ、「おおさか」を出したくないのか。

どう呼ばれるかは、やはり大事である。
京都で「おおさか」はさすがにまずかっただろう。
多分、名古屋でもそのはずだ。

誰にも受け入れられるような呼び名に変えるのがいい。
おおさか維新の会はいつ党名を変更するのだろうか


つまり、「堺のことは堺で」と言って、堺市長選挙での、維新政治の敗北の記憶であります。

実は、この論理は、今回の京都補選においても、すでに述べましたとおり、明確に否定されているのであります。

え?

どこが否定されているの?

かように疑問に思われるみなさまは、今一度、この言葉を読み返してほしいのであります。

支持率とは「信頼」と「期待」

問題は、「おおさか」や「京都」などではなく、支持率である。支持率、すなわち「信頼」と「期待」がおおさか維新にあったかどうか、この一点を外しては議論がなりたたないことに、党名変更賛成論者は、気づく必要があるのであります。

すなわち、京都3区の有権者のみなさまにとって、もっとも重要なこととは、「おおさか」なる党名などでもなんでもなく、おおさか維新が「信頼」かつ「期待」できるのか、この一点にしかなかったのであります。

そして、この意味において、選挙で敗北した。信頼と期待を勝ち得ていなかった。

ただ、これだけの意味に過ぎないのであります。

そして、ここで重要となるのが、今回の松井一郎の戦い方であります。

来る参院選。

「おおさか」否定派は、いかなる戦い方をすればいいと思っているのか。

例えば「日本」に戻したとして、あなたは、参院選でいかなる演説をするのか。

「日本」は、日本を改革します。

え?それってみんな言うてることと何が違うの?

まさに、ここで維新スピリッツを表すことば、「おおさか」が必要となるのであります。

もちろん、情報戦に巻き込まれた「おおさか」否定派のみなさんも、ここで考えを改めるに、まさにはばかることなかれ、であります。

「おおさか」こそ、情報戦における、敵方にとって脅威であることを、今一度ご理解いただきたいのであります。

これから行われる地方選挙。野火のごとく「おおさか」が燃え広がる様が、KAIには見えるのであります。 KAI

他に話題がないのかとの、クレームをものともしないのには、訳があるのであります。

昨年の大阪ダブル選挙に続きまして、投票日まであと4日と迫った今回の京都3区衆議院補選は、日本の、これから10年間の政治の趨勢を占う、きわめて大きな天下分け目の戦なのであります。

そして、ようやく、KAIの考えているとおりの情勢判断を思わせる記事が出だしたのであります。

さて、岡田克也はどうして告示日に札幌に入らず、もう一つの長岡京の方に入ったのだろうか。ある筋から入った情報では、実は京都3区も民進党が苦戦なのだという。一瞬、信じられずに驚いてしまった。東京では、と言うよりマスコミとネットの情報では、自民党が降りた京都3区は無風であり、泉健太の勝利は確定で、誰も接戦だなどと思っておらず、民進党が苦戦など想像もしていない。京都は民進党(民主党)の牙城でもあり、同時に共産党の伝統の聖地でもある。ダブル地盤の固い固い土地だ。比例から鞍替えした泉健太は知名度が高く、補選に出馬するまで現職議員だった。それが、自民党が候補を立てずに逃げた選挙で、お維の無名新人候補を相手に、どうして苦戦だの接戦だのという噂が立つのだろう。東京の感覚ではキツネにつままれたような話だ。だが、子細を見ると、共産党は京都3区で自主投票で、泉健太に推薦を出しておらず、民進党の方も共産党の支援を嫌って共闘を隠す戦術に出ているのだと言う。前原誠司と泉健太なら、その行動選択もむべあるかなで、彼らのネイティブ(=反共の立志)からの理の当然と頷いてよかろう。ということは、自民党の支持者がどちらに流れるかで結果は決まる。

民進党への強い逆風の現実を鑑みれば、京都3区の「接戦」も十分あり得ると思い直した。
朝日の1面大見出しが暗示する補選情勢 - 京都3区の泉健太も苦戦か


民進党への強い逆風の現実を鑑みれば、京都3区の「接戦」も十分あり得ると思い直した

まさに、この通りの情勢であると、KAIも考えているところなのであります。

しかしながら、現実は厳しい。

京都3区補選の情勢(引用者注:共同通信調査)
泉健太(民進党公認社民推薦)が先行(10ポイント以上優勢)
態度未定者は5割近く

泉:自民支持層の4割強・公明支持層の3割強
森:維新支持層の5割弱
小野:他党支持層への食い込みが課題
田淵・大八木・郡:厳しい
http://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=239458&comment_sub_id=0&category_id=256 …
Twitter、泡沫結集の会@jiyuu_s


京都3区補選情勢(朝日調査)
泉健太優勢

泉:民進支持層固める・共産支持層9割近く・自民公明支持層に浸透・無党派層の9割近く
森:おおさか維新支持層まとめる・自民支持層3割弱・無党派層に浸透せず

残り4人の順番:田淵・小野(こころ)・郡・大八木(幸福)
※態度未定者は4割前後
Twitter、泡沫結集の会@jiyuu_s


京都3区補選情勢(日経調査)
泉健太がリード(約3割前後が態度未定)

泉:民進支持層の9割超・共産支持層の4割・自民支持層の3割強・無党派層の3割
森:おおさか維新支持層の6割超・(他政党支持層への)広がりにかける

※無党派層の5割と共産支持層の4割が態度未定
Twitter、泡沫結集の会@jiyuu_s


すべての調査で、民進泉健太の優勢を伝えているのであります。

ただ、これは選挙戦前半の調査でありまして、今週1週間でどう転ぶか、まったくもって予断を許さない情勢であるとKAIは考えているのであります。

そして、この選挙の結果を大きく左右するのが、そうです、いつもながらの「情報戦」なのであります。

過去8年間、大阪の地で、政治家橋下徹の戦いとは、すべてこの情報戦であったと言っても過言ではないのであります。

とりわけ、大阪都構想の住民投票においては、アンチ橋下の名の下に、メディアも含めた反都構想の情報戦を展開して、都構想否決へ追いやることに成功したのであります。

では、今回の補選における情報戦が、いかように展開されているのか。

さすがに、橋下不在では、アンチ橋下で集結できないと言うことで、もろに影響を受けたのは、テレビであります。

情報戦においては、テレビこそもっとも影響力が大きいのでありますが、どの番組でもアンチ橋下の皮肉の一つも言いたいところ、おおさか維新では正面きっては批判しようがないのであります。

そこで編み出したのが、「おおさか」叩きであります。

・なんで「おおさか」が京都にまで口出しするんや
・なんで京都が地元でもなんでもない候補を出すんや

この情報戦に、一時、維新支持者自体が動揺してしまうのであります。

そこで飛び出したのが、反維新メディアによる「おおさか維新」改名報道であります。

もちろん、すぐさま代表の松井一郎は完全否定。

しかし、この改名問題は、その後も燻り続けるのであります。

そして、ここで熊本大地震が発生するのであります。

おおさか維新は、地震のあった翌日早朝、地震対策本部を立ち上げ、九州出身議員を中心に現地に派遣、地震対策対応に当たったのであります。候補者森なつえは、この日1日と翌日の午前中、選挙活動を自粛したのであります。

一方の、民進党候補といえば、朝から変わらず街宣活動に勤しんでいたのであります。

この事実が、一部ネットで取り上げられると、民進党側と思われる人物が、なんととんでもない情報を拡散する暴挙に出るのであります。

維新「熊本地震の人命より選挙」に反感は?

引用するのも汚らわしいのでありますが、なんと地震翌日街宣活動に勤しんでいたのはおおさか維新であり、地震対策本部を立ち上げたのは民進党であると主張するのであります。

これは、まったくもって、偽情報による選挙妨害、犯罪行為そのものなのでありますが、まさにこれこそ情報戦なのであります。

情報戦の中でも、この戦術は、民進党の政治家を始めとしたデマゴーグが最も得意とするデマゴギーの典型的パターンなのであります。(詳細はポピュリズムとデマゴーグを参照してください)

すなわち、闘争相手である政敵の主張をそのまま乗っ取り自分たちの主張であるとする一方、逆に自分たちの論点の弱点を相手の弱点であると主張するのであります。

その論争に詳しくない第三者がこれを聞けば、あたかも、デマゴーグ側ではなく彼らの政敵こそが間違っているかに思えてしまう、そんな狡猾な手法なのであります。

今回の補選において、まさに人命より選挙であったのは、民進党候補そのものであります。これはまぎれもない真実なのであります。

はたして京都市民は、このデマゴギーにいかなる反応を示すのでありましょうか。

ここで、KAIが信じますのが、「正統性」思想であります。

詳細なご説明は省かせていただくのでありますが、民進党の候補、おおさか維新の候補、どちらに正統性があるのか。

これは、明らかにおおさか維新にあるのであります。

正統性とは、時間的整合性であります。

これこそが、橋下徹が実践してきた、この8年間の政治そのものなのであります。

4月24日は、これが証明される日となるのであります。 KAI

2016年は、とんでもない1年になる予感がするのであります。

トランプ問題を始めとして、このところの世界や国内の動きを目撃するにつけ、KAIはかように思うのであります。

とはいえ、大きな事件や事故だけで、世の中が動いていくわけではないのであります。

それは、こんな飛ばし記事の中からも、それを読み解くことができるからであります。

 おおさか維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)は27日、維新の党が民主党に合流するため解党することを受け、党名を「日本維新の会」に変更する方針を固めた。すでに参院選候補が活動を開始していることから夏の参院選後に変更する。

 「日本維新の会」は橋下徹前大阪市長らが2012年9月に結成し、同12月の衆院選で国政進出したが、14年9月に旧結いの党(江田憲司代表)と合流して維新の党に党名変更した。

 おおさか維新は昨年11月、維新の党から分裂した大阪府選出議員を中心に結成された。橋下氏を党法律政策顧問とし、自らを第三極ブームを起こした「日本維新の会」の正統と位置付けている。このため、「『維新』を唯一掲げる改革政党だと明確にする」(幹部)目的で党名変更に踏み切る。参院選前に前倒しする可能性もある。【松本晃】
党名「日本維新の会」復活…「おおさか」変更方針


この記事の、いったいどこをどう読み解けば、世の中の動きがわかるのか。と、その前に、この著名記事が飛ばしである証拠であります。
毎日新聞が、また適当な記事を書いています。党名変更全く考えていません。
松井一郎@gogoichiro、10:03 - 2016年3月28日

この記事にある、党名変更を考えているおおさか維新の会代表であります松井一郎ご本人によるツイートであります。

そこでであります。肝心のこの記事なんでありますが、これを理解するヒントとなるのが、昨日執り行われた民進党の結党大会であります。

もちろん、みなさんご承知の通りでありますが、「民進党」とは「民主党」の党名変更の結果なのであります。

そうです、著名記者松本晃による、民進党党名変更に乗じた「妄想」記事こそ、本来その内容を吟味し読者や視聴者へ、その確かな情報を伝える報道機関としての役割を、明らかに逸脱している事実なのであります。

いや、まて、こんな瑣末な問題が、とは思うなかれ。

いまや、米国共和党有力大統領候補であるトランプの報道こそ、「妄想」報道そのものなのであります。

日本からの米軍撤退、日本の核武装容認、いずれもまた、日本のジャーナリストが、トランプご本人にその心境を確認して得た報道では、まったくもってないのであります。

であるにもかかわらず、この問題は、日本と言う国家の安全保障にとって、きわめて重要な問題となるのであります。

これが、ある意味「妄想」報道で左右される。

こんなことはあってはならないのであります。

では、なぜこんなことが、いま世界中で起こっているのか?

これこそが、今回、KAIが問題としていることなのであります。

それは、いわゆるこれまでジャーナリストと呼ばれた人たちが、インターネットの力で削がれてしまった自分たちの力、すなわち、世論誘導の力に対する、彼らの焦りに他ならないのであります。

具体的に申しあげますならば、おおさか維新と言う名前を変えて欲しいと言う毎日新聞、トランプ外しを画策する米国ジャーナリスト、日本からの米軍を撤退させたい日本の左翼ジャーナリスト、これに乗じて日本の核武装を持ち出す共和党ジャーナリスト等々、なのであります。

トランプ報道の「妄想」問題につきましては、いずれ共和党の指名候補者争いが決した時点で申しあげることといたしまして、今回は、この具体的な毎日新聞の「妄想」なのであります。

「おおさか維新の会」。実は、毎日新聞だけではなく、おおよそ、ことごとくの地方のおおさか維新と対立する政治家は、これに恐れをなしているのであります。(だから毎日新聞はおおさか維新党名変更を煽る)

え?なんで?

もちろん、みなさん、かように疑問に思われるでありましょうが、これは事実なんであります。

この「おおさか」効果については、前回申しあげた通りなのであります。

すなわち、この「おおさか」とは、決定的な差別化要因であり、逆にこれを掲げる候補者にとって、なぜ「おおさか」であるのか、この説明を絶対的に迫られるからであります。

これを、来月投開票を控える、衆院京都3区補選候補である、森なつえ候補を例にご説明したいと思うのであります。

京都とは、きわめて特殊な選挙区なのであります。

第41回衆議院議員総選挙 1996年 寺前巌 日本共産党
第42回衆議院議員総選挙 2000年 奥山茂彦 自由民主党
第43回衆議院議員総選挙 2003年 泉健太 民主党
第44回衆議院議員総選挙 2005年 泉健太 民主党
第45回衆議院議員総選挙 2009年 泉健太 民主党
第46回衆議院議員総選挙 2012年 宮崎謙介 自由民主党
第47回衆議院議員総選挙 2014年 宮崎謙介 自由民主党
京都府第3区小選挙区選出議員

これをご覧いただければ明らかなのであります。

もともと都(みやこ)の中心であった京の人々のプライドは、いまだ健在なのであります。

上記引用の通り、京都と言う地は、戦後ずっと蜷川虎三を始めとした社会党、共産党支配の国であったのであります。これが、郵政民営化と言う造反を経て、小泉政治への反発から民主党支配へと変遷し、この絶望的民主党政権への失望から、自民党へ揺れ戻したと言う経緯があったのであります。

すなわち、今回の衆議院選挙とは、党名を新しくしただけの既存政党である民進党候補、泉健太と、いままでの政党とはまったくもって考え方の違うおおさか維新候補の森なつえととの間の、どちらが京の人々のプライドに相応しいのかこれを問う、この熾烈な戦いとなるのであります。

でありますから、ともすれば、京都人は大阪人が嫌いなどといった意味での「おおさか」忌避論は、決して機能はしないと、KAIは考えるのであります。

どちらが、京都人のプライドに相応しいのか。党名を変えただけの民進党であるのか、「おおさか」と言う名前にこだわるおおさか維新か。これは名前こそ、プライドなのであります。

結論を申しあげるまでもなく、来月の京都補選、おおさか維新圧勝であると、KAIは予想するのであります。

かように「おおさか維新」には、パワーがあるのであります。 KAI

いやはや、そう言うことだったのか、なんであります。

東大入試の国語、内田樹氏の「反知性主義者たちの肖像」(日本の反知性主義に収録)から出題だったのか。これ、ネットでは酷評されてたという印象なんだけど、それでも、ここから出題したいと思う切実な思いが、東大の文科系の中に、あるんだろうと想像する。
Twitter、Masaki Ito@niyalist、21:34 - 2016年2月27日

なんと今年の東大入試に、あのレトリック思考の権化、ウチダ先生の文章が出題されたとのことであります。

なるほど、こう言うことだったのか、と言いますのも、かねてより東大話法もレトリック思考の一種であると申しあげてきたのでありますが、このレトリック思考の典型的文章が、東大入学者のフィルターとして採用されていると言うことの意味することの、その問題についてであります。

つまり、東大と言う大学は、レトリック思考(東大話法)のできる学生を、初っ端から選抜していたと言う、言われてみれば、なるほどなと納得する事実なんであります。

今回のお話は、これでお仕舞いなんでありますが、それではお話がなにがなんだかわけわからんと言う方のために、少しばかり補足させていただくのであります。

まずは、「レトリック思考」でありますが、このレポートで何度もとりあげさせていただいておりますので、こちらをご覧いただきたいのであります。

続いて、さきほど引用させていただいたツイッターの中の「反知性主義者たちの肖像」でありますが、「日本の反知性主義」と言う書籍の中の一節であります。

【目次】
反知性主義者たちの肖像 内田樹
反知性主義、その世界的文脈と日本的特徴 白井聡
「反知性主義」について書くことが、なんだか「反知性主義」っぽくて
イヤだな、と思ったので、じゃあなにについて書けばいいのだろう、
と思って書いたこと 高橋源一郎
どんな兵器よりも破壊的なもの 赤坂真理
戦後70年の自虐と自慢 平川克美
いま日本で進行している階級的分断について 小田嶋隆
身体を通した直観知を 名越康文×内田樹
体験的「反知性主義」論 想田和弘
科学の進歩にともなう「反知性主義」 仲野徹
「摩擦」の意味──知性的であるということについて 鷲田清一
日本の反知性主義、晶文社、内田樹他(著)、2015/3/20

さて、このウチダ先生の文章のいったいどこがレトリック思考の典型であるのか、これを詳細に考察した記事が、こちらであります。
冒頭には内田樹のまえがきがあり、この雑文集の成り立ちと意図を解説している。そこには寄稿者への依頼文も収録されていて……そこにホフスタッターもしっかり引用されている。続いて、内田樹による反知性主義に関する考察が展開される。この文章は本アンソロジーの中で最も長い。この二編で、全300ページ強の本のうち60ページを占める。10人が寄稿している本なので、シェア的にはみんなの倍くらいをがめていることになる。

そして、これはとにかくひどい文章となっている。そのひどさのポイントは以下の通り:
・ホフスタッターを援用しつつ、ホフスタッターがまさに「反知性主義」と指摘したものを「知性」だと強弁しておきながら、それについて何ら説明がない
・自分の立場の絶対的な正しさについて一切の疑問がない。自分は知性の側であり、自分と意見がちがえばそれは反知性でありデマゴーグであり陰謀論という決めつけばかり。
・科学における「仮説」の役割をまったく誤解した上で変なロマン主義に陥っている。
・自分の見解を批判し否定すること自体が、それがまちがっている証拠であるという実に便利な屁理屈。
反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。


と、引用ばかりでは無責任でありますので、KAIなりのご説明を付け加えておくのであります。

すなわち、レトリック思考とは、結論ありきの思考方法なのでありますが、今回のウチダ先生の文章の結論とは、「自分と意見が違う者はみな反知性主義者である」と言うものであります。

この結論を、あたかも論理的に導かれたかごとくその根拠となる事例をつぎからつぎへと列挙していくのでありますが、そのことごとくが、山形氏も指摘するように論理的に破綻をきたしているのであります。

ところが、この文章をレトリック思考者が読むとどうなるか。

例えば、ホフスタッターの「反知性主義」と書かれた一節があると、レトリック思考者がこれを読むと、たちまちにして、内田樹の「反知性主義」となるのであります。

ウチダ先生の言うところの「反知性主義」とは、すなわちホフスタッターの「反知性主義」であるとの、見せ掛けの論理(これがレトリック)を無条件に受け入れてしまうのであります。

レトリック思考者がなぜこういった過誤に陥るかと言いますならば、それは彼らの前提として「ウチダ先生はホフスタッターの反知性主義を正しく理解している」との信頼を持っているからなのであります。

ウチダ先生なら、間違ったことを書くはずがないってわけなんであります。

ところがどっこい、山形氏が指摘するとおり、「ホフスタッターを援用しつつ、ホフスタッターがまさに「反知性主義」と指摘したものを「知性」だと強弁」してしまうのであります。

これが、フェルマー予想やリーマン予想なる言葉を次から次へと持ち出してきては、万事が万事にわたって「結論」を導く根拠としていくのであります。

このあたりの議論については、これまで何度もこのレポートに書いてきているのであります。あわせてこちらのエントリーもお読みいただきたいのであります。

なぜ哲学は不在するのか?(3)

と言うことで、東京大学と言うところでありますが、東大話法(レトリック思考)を理解する能力のある学生を選抜し、4年間でさらにこれに磨きをかける大学であるとの結論を、KAIは得ることができたのであります。 KAI

このところの頻発する出来事に、KAIはまるで追いつけないでいるのでありますが、まずはひとつひとつコメントしておくのであります。

と言うことで、まずはこちらから。

北朝鮮は、予想通りミサイルを発射したのでありますが、さいわいKAIが予想した「核」ミサイルではなかったようであります。

しかしながら、この「核ミサイル」を北朝鮮が発射する可能性がますます高まっているとの情報が、次々とレポートされているのであります。

 政府は4度目となる今回の核実験に関し、地震の規模や地震波の形状、大気中の放射性物質の状況などを分析。高度な技術が必要となる水爆の可能性よりも、原爆と水爆の間に位置するブースト型原爆の技術が使われたとの見方を強めている。

 ブースト型原爆は、重水素と三重水素を使って核融合反応を原爆の中で部分的に用いて威力を高めるのが特徴。主に核融合のエネルギーで爆発させる水爆と比べて技術的な壁は低い。

 専門家は、ブースト型原爆の技術は水爆開発に必要な技術でもあることから「北朝鮮の核開発は一段階進んだということができる」と指摘する。

 ブースト型原爆は核弾頭の小型化にもつながる。ミサイル技術の向上と合わせて、威力の高い長距離弾道ミサイルの開発を可能とし、北東アジアだけでなく米国にとっても大きな脅威となる。
北の核実験はブースト型 政府分析 小型化核のミサイル搭載で高まる脅威


「ブースト型原爆は核弾頭の小型化にもつながる」とは、先のレポートに追記しました通りであります。

年明け早々の核実験は、予想しました通りミサイルの核弾頭を想定したものである可能性がきわめて高いと言うことであります。

そしてもうひとつの問題が、こちらであります。

 クラッパー氏はさらに、北朝鮮が大陸間弾道ミサイルをイランやシリアを含む数カ国に輸出していると指摘。「北朝鮮の核・ミサイル計画は、16年の米国の国益と東アジアの安全保障に深刻な脅威をつきつけるだろう」としている。
(「北、核兵器最大20個」米公聴会 プルトニウム抽出可能、産経、2016.2.11、p.6)

これは、2月9日米国上院公聴会での、国家情報長官クラッパー氏の証言であります。

こちらもまた、北朝鮮が国家ビジネスとして、核ミサイル開発を推進していると言う事実が、明確に指摘されたのであります。

まさに、前回KAIが指摘しましたとおり、資金不足による飢餓が人民から兵士にまで及んでクーデターの危機にさえあった北朝鮮が、なぜいま俄然元気に見えるのか、その明確な理由こそ、中東からの莫大なキャッシュの流入があったからに他ならないのであります。

そして、一時、日本からのキャッシュ獲得の口実にした拉致問題。

日本政府が、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて、独自の制裁措置を決定したことに対し、北朝鮮は12日夜、拉致被害者を含む日本人の行方不明者の調査を12日から全面的に中止し、調査を行う「特別調査委員会」を解体すると発表しました。
北朝鮮 拉致被害者の特別調査委員会解体を発表、2月12日 23時23分

なんとも都合のよい取って付けた理由でもって、ちゃらと言うわけでありますが、キャッシュ問題が解決したことがみえみえなんであります。

ことほどかように、北朝鮮にとって、この「核ミサイル」ビジネスこそ、北朝鮮、いえ、金王朝が生き残るために残された、たったひとつの道であると言えるのであります。

かように考えますれば、当面の間、北朝鮮は「ビジネス」のために直接「核ミサイル」の使用はないと思われるのであります。

もちろんこれは、もし直接「核ミサイル」を使用しようものならば、世界中を敵にまわすことになり、たちまち「ビジネス」自体が中止に追い込まれるからに他ならないからであります。

と言うことで、今後の北朝鮮問題の焦点は、この「ビジネス」をいかに潰していくのか、すなわち、具体的にはこの「ビジネス」の取引先であるイランを始めとした中東各国への、北朝鮮との取引の締め付けであります。

この具体的な実行を左右するのが、今年の秋の米国大統領選挙の結果なのであります。

もし民主党候補が勝利しましたならば、まったくもって期待できないと思われるのでありますが、共和党候補なら、いかなることになりますのか。

これは、劇的な改善が期待できると、KAIは考えているのでありますが、このあたりの理路につきましては、後日ゆっくりとご説明したいと思うのであります。 KAI

今回の日銀によるマイナス金利導入決定ほど、ジャーナリストや知識人といわれる方々の、経済理論への理解度が試される、格好の事例はないのではないかと、KAIは思うのであります。

まずは、その理解度を示す一文が、こちらであります。

「マイナス金利の導入は驚きだったが、市場に与えるインパクトが足りない。明らかに迫力不足だ」

有力金融機関の市場担当者は、黒田の一手にこう疑問符を付けるが、黒田劇場は当日の市場では、前回のような手放しの拍手を湧き起こすことができなかったのだ。

(中略)

マイナス金利は、金融機関が日銀に眠らせていた資金に金利を課すことで、強引に放出させる仕掛けだ。黒田は金融機関に、融資先を前向きに発掘し、株式や外債などで資金を積極的に運用するインセンティブを与えたのだ。
日銀・黒田総裁が温存する「最後のカード」--デフレ脱却の「壮大な実験」、いよいよ最終局面へ


この「マイナス金利は・・強引に放出させる仕掛け」との理解は、いかにも表面的な理解にとどまっているのでありますが、それがどう言う意味かをご説明する前に、もうひとつの記事をお読みいただきたいのであります。
こうした経済全体に及ぶ作用がわからないと、量的緩和の正確な理解はできない。それを正確に理解していると、今回のマイナス金利は、量的緩和に買いオペと同等の効果があることがわかるだろう。アバウトにいえば、ともに、実質金利を下げ有効需要を作ると同時に、銀行等に貸出を促すものだ。
3/4

このタイミングで、日銀がマイナス金利の導入に踏み切ったのは、今の国債市場が品不足状態にあるからだ。買いオペ(市場からの国債購入)の増額はテクニカルではあるがやりにくい。国債市場で取引される国債は新規発行されたものが多く、過去に発行されて金融機関のポートフォリオに沈んだ国債はあまり取引されない傾向がある。

政策に半可通の人は、新たな国債を発行すればいいという。ところが、「国費を支出し、又は国が債務を負担するには、国会の議決に基くことを必要とする」(憲法第85条)と定められている。来2016年度予算は、1月22日に国会に提出されている。今、新規の国債発行となれば、野党から、政府予算案の作り直しを要求されることとなる。このため、国会開催中は、なかなか新たな政策を打ち出せないわけだ。
よくやった! 日銀「マイナス金利導入」は歓迎すべき大きな一手だ 4/4


両者を較べるまでもなく、後者の方が、実質金利に言及しているだけ、マイナス金利による本質的な効果の意味を、より深く理解することができるのであります。

また異次元の量的緩和政策である国債購入の増額と、このマイナス金利が、同等の効果であることにも触れている点で、黒田日銀による一連の量的緩和政策の流れにあることも、よりよく理解できるのであります。

そこで、であります。

さきほど引用いたしました文章の中の「(マイナス金利と買いオペ)ともに、実質金利を下げ有効需要を作る」と言う箇所について、これこそが、経済の本質を理解するとっかかりになるのでありまして、これを今回はこのエントリーでご説明したいと思うのであります。

と、その前に、この公式をご説明することにするのであります。

・実質金利 = 名目金利 − 予想インフレ率

この公式はフィッシャーの方程式といわれるもので、この方程式が意味するところはこちらの解説をごらんいただきたいのであります。

金利には「名目金利」と「実質金利」があり、このことが明確に理解できているか否かで、経済現象の理解に大きな差がでる。名目金利が高いか低いかを判断する場合、物価の変動を考慮しなければならない。

実質金利 = (名目金利)-(予期インフレ率)で表すことができる。この関係を解いたのは、アメリカの経済学者であるアーヴィング・フィッシャーであり、この式はフィッシャー方程式といわれている。
実質金利


そして、もうひとつ重要な公式が、こちら。

・実質金利 = 通貨価値

みなさん、意外とこの公式は、フィッシャー方程式に較べて認知度が低いのでありますが、実質金利とは何か、この公式がすべてを説明しているのであります。

例えば、みなさんがもし、100億円キャッシュで持っているとすると、実質金利がプラスである間は、ほっておいてもこの100億円は増えていくことになるのであります。

しかし、実質金利がマイナスであるとすると、そうです、100億円は減り続けることになるのであります。

当然、減るのは損することになりますので、まず円が売られドルに替えられることが起きるのであります。すなわち円安であります。

もちろん、それだけではないのであります。利益を生まないキャッシュから配当のある金融商品へと資金の移動が起きるのであります。

あるいは、円安によるドル資金の流入が、株式市場へと向かい、株高を誘導することになるのであります。

この結果、投資や消費といった有効需要が増大し、経済を好景気へと導くのであります。

(現在投資や消費が伸びない理由は、2年前の4月の消費税アップが原因。消費税とは、その名の通り、消費に税と言う負荷、抵抗をかけるものですから、消費が落ちるのは当たり前なのです)

かように考えますれば、20年以上もの長きに亘ってデフレ経済を続ける日本の社会にあっては、いかに実質金利をマイナスに維持することが重要であるか、みなさんにご理解いただけるものと思うのであります。

そこで重要となりますのが、さきほどのフィッシャー方程式なんであります。

従来の日銀理論では、ゼロ金利政策を続ける限り、これ以上名目金利を下げようがなく、しかも予想インフレ率は日銀の手中にはなく、バトンは政府にあるとして、日銀の役割を放棄してきたのであります。(放棄どころかデフレ推進さえ行ってきた)

これにかかんに反旗を翻したのが、黒田バズーカだったのであります。

この意味で、黒田総裁による、異次元緩和によって、デフレ突入以来ずっとマイナスであった予想インフレ率をプラスに転換し、これで実質金利をマイナスにすることに成功したのであります。

しかし、ここに来て、中国経済の先行きへの不安など様々な要因で予想インフレ率をプラスに維持することが難しくなってきた。かといって買いオペ増額も、先の引用の文中の通り簡単ではない。

こういった中での、マイナス金利、すなわち、名目金利をマイナスにすることで、実質金利をあらためてマイナスに維持することに成功したのであります。

いかがでありましょうか。

いかに経済と言うものが、本質的に「実質金利」を中心に廻っているのか、ご理解いただけたのではないでしょうか。 KAI

まさに標題の通りの、いまのKAIの心境なのであります。

それは、たったいま、このブログを読んだからであります。

おおさか維新の会、という政党名を付けられたことにはそれ相応の理由があることは十分に承知しているが、しかし、いつまでもおおさか維新の会では困るだろうな、というのが、私の感想である。

新座の市会議員選挙に立候補する候補者が私の留守中に自宅に挨拶に来られたそうだが、聞くところによるとどうやら「おおさか維新の会」の公認候補に選ばれたそうだ。
埼玉県の地方議員の方が「おおさか」を名乗るというのには相当抵抗があっただろうな、と思うが、私の知っている範囲では、「おおさか維新の会」を名乗る方は少ない。

出来るだけいい人材が集まってもらいたいものだ、と願っているが、おおさか維新の会のままでは全国から有能な人材を糾合するのは相当苦労しそうである。

なるべく早く全国政党らしい名称に変えられた方がいいな、と思っている。

いい人材はそんなに簡単には集まらないし、集められない。
政治に魅力がなくなれば、ますますいい人材は政治の世界から遠ざかる。
そういうものである。
おおさか維新の会の政党名に「維新」がふさわしい理由


このブログ主の心境は、手に取るように理解できるのでありますが、ここに書かれている内容こそが、「おおさか維新」と言う名前が持つ、これから日本と言う国家を動かしていくだけの、計り知れないパワーを秘めている、とどのつまりはそう言うことなのであります。

えー?意味がわからない?

って思われるみなさまに、今回はこれをつぶさにご説明したいと思うのであります。

ポイントは「おおさか」であります。

私の知っている範囲では、「おおさか維新の会」を名乗る方は少ない

もちろん、これは事実なのでありますが、これがなぜ少ないのか、このブログ主には、この仕組みの考察が不可欠なのであります。

そして、それは、具体的に「おおさか」をポジティブにとらえるか、ネガティブにとらえるか、この違いであると言えるのであります。

すなわち、「おおさか」をネガティブに考える人々は、おおさか維新に参加することはないのであります。

幸いにして、今回新座市会議員選挙の候補者は、これをポジティブにとらえた結果の、「おおさか維新」公認候補となられたのであります。

では、「おおさか」をポジティブにとらえる意味とはなにか、これが問題であるのであります。

これを理解するためのヒントとなるのが、今回の新座市市会議員選挙候補者なのであります。

この候補者が、なぜおおさか維新の会の公認に応募したのか。この疑問はさておきまして、新座市の有権者のみなさまの気持ち、すなわち、これによる有権者の反応を考えてみる必要があるのであります。

え?なぜ「おおさか維新」、なぜ「おおさか」なの?

当然の反応なのであります。

これに、公認候補者は、当然のように大阪における数々の実績を引き合いにして、「おおさか」の意味を説明することになるのであります。

この説明は、いつまで続くのか。

それは、日本の中の津々浦々まで、「おおさか維新」の「おおさか」の意味が浸透するまで、これは続くのであります。

そうです、これこそが、日本中の地域選挙で戦い抜くための、とてつもない「差別化戦略」と言って他ならないのであります。

地方選挙ではなおさら、中央にあるありきたりの政党名では、誰も注目はしてもらえない。しかし、ここで「おおさか」を名乗ることによって、有権者に、なんで?と思わせる。あまりにもすばらしい戦略ではありませんか。

しかも、これは、維新政治塾への入塾希望者が往時の十分の一以下であることの、きわめていい意味の説明になっているのであります。

すなわち、「おおさか」をポジティブにとらえて、この意味を真摯に学ぼうとする人々のみを受け入れることができる、期せずして有効なフィルターの役割を果たすことになったのであります。

まさに、これこそが、国政政党「おおさか維新」の名前を背負って、国政で通用するだけの有能な人材を集めるための、最高の方法であったと、KAIは理解するのであります。

北海道であろうと、青森であろうと、南は熊本、佐賀、大分、全国で、「おおさか」で戦う選挙こそ、「おおさか維新」が目指す地方分権、統治機構改革と言う、日本の大改革なのであります。

「おおさか維新」の大躍進を願うばかりであります。 KAI