燦然と輝くその彼女の姿が、いまから目に浮かぶのであります。

と言うことで、昨日行われました東京都知事選挙の投票結果についてであります。

と、その前に、既報の通り、公示日前日、7月13日のKAIの予想は、以下の通りであったことを、まずはお伝えするのであります。

な、なんと宇都宮氏出馬取り消し。あらためて、気が早いですが、都知事選得票予想でございます。ご査収ください。
小池百合子(63) 210万票
増田寛也(64) 110万票
鳥越俊太郎(76) 90万票
twitter、KAI@kai_report、22:05 - 2016年7月13日

そして、その結果は。

小池百合子(63) 291万票
増田寛也(64) 179万票
鳥越俊太郎(76) 134万票

なんと、KAIの予想通りに当選した小池氏の得票数が、300万票近くまで達したのであります。

もちろんこの理由は、59.73%と言う平成になって2番目の投票率の高さにあったのでありますが、なぜこんなに投票率が高くなったのか、まずはこの問題から検討してみることにするのであります。

まず一番の原因が、メディアによる鳥越候補の集中報道にあったことは、まず間違いないと思われるのであります。

ただ、これだけの原因ならば、ここまで投票率が上がることはなかったと言うのも事実ではないかと思われるのであります。

それは、もう一つの原因が、投票率に大きく影響しているからでもあると、考えるからであります。

すなわち、もう一つの原因とは、野党、与党両陣営による執拗なる小池バッシングであります。

さまざまなバッシングがあったのでありますが、選挙戦の流れを大きく変えたのが、このお二方の発言であったのであります。

福島瑞穂氏の「小池百合子は女装してるが中身はタカ派の男」
石原慎太郎氏大暴れ、小池氏に「ウソつき厚化粧女」

前者の発言に対して、すぐさま、小池氏の支持者から、小池氏は子宮を全摘出しているからといって男であるとは何事かと、猛反発。

後者に対しては、小池本人が、自分の顔にはアザがあり見苦しいのでカバー化粧品を使っていると反論。

この二つの発言と、その反論で、有権者の動きが、まるでうねりを上げるかのように大きく変わっていったのであります。

更には、メディア自体も、当初これらの発言を小池側を揶揄する意味で扱っていたものから、まったく異なる意味の報道へと、大きく方向転換せざるを得なくなっていったのであります。

この結果が、小池候補に支持を向ける女性たちが大挙して投票所に足を運ぶとともに、それだけにとどまらず、この発言に危機感を感じた、発言側である与党、野党の対立候補の支持者たちが、これまた投票所にかけつける事態となったのであります。

そこで、あらためて、投票率59.73%で、何が起こったのか、引き続き検証してみることにするのであります。

今回の都知事選挙の有権者数は、1108万人。

この約6割とは、660万人。

これに対して、前回、2014年の選挙では、有権者数、1068万人、投票率、46.14%で、投票者数が493万人であったのであります。

すなわち、今回の選挙では、前回の選挙に比べて、660万人マイナス493万人、167万人も多くの有権者が投票所に足を運んだのであります。

今回、KAIが予想した投票率は、40%。440万人が投票すると考え、その内訳として、7月13日時点の各候補者の得票率であったのであります。

つまり、何を申しあげたいかといいますならば、投票率40%の予想が、投票率60%であればどうなるかと言うことでありまして、換算しますとこうなるのであります。

小池百合子(63) 315万票→(実際の得票)291万票
増田寛也(64) 165万票→(実際の得票)179万票
鳥越俊太郎(76) 135万票→(実際の得票)134万票

なんと、鳥越候補の得票数が、これまた見事に的中していたではありませんか。

もちろん、当然ではありますが、予想得票順位も、的中。

そして、小池候補と増田候補の得票数の予想とのプラスマイナスの差も、ほぼ誤差の範囲であったのであります。

この予想が、なぜ実現したのか。

この仕組みにつきましては、また稿をあらためまして、ここで詳しくご説明したいと思うのでありますが、簡単に申しあげますならば、それはやはり「正統性」問題であるのであります。

3人の候補者それぞれの正統性を数値化いたしますれば、おのずと導かれる結論であったのであります。

かように、正統性とは、私たちの世界を奥深く支配している、根本の原理なのでありますが、このお話は、また次回以降とさせていただくのであります。

いずれにいたしましても、今回の選挙結果は、今後の政治情勢を占う上で、大きな潮流の転換点となったことは、間違いないのであります。

それは、橋下徹が大阪府知事に当選し、腐敗政治が蔓延していた大阪の政治に改革の日差しが差し込み始めた、その時と同じように、東京都庁に100年にもわたってしつこくはびこる利権政治への、根本改革への挑戦であります。

ここで意味を持ってきますのが、前回のエントリーでも触れさせていただきました、この会談なのであります。

安倍首相と橋下氏、都内で会談へ 改憲めぐり意見交換か

表向きの「改憲議論」はさておき、本題は、東京都政の今後であったことは、まず間違いないところであるのであります。

このあたり、またまた長くなりますので、かいつまんで申しあげますならこうなのであります。

・大阪と違って、東京は自民党主体で変えていく
・そのため、自民党都連の石原を含めて幹部をすべて替える
・小池知事と新都連の連携に、維新がいかに協力するか知恵をかす

これは、松井・橋下にとって一見、維新の東京地区での展開に不利に働くのではないかと危惧されるむきもおありかと思うのでありますが、まったくそうではないのであります。

すなわち、維新にとって党勢拡大は急務ではあるのでありますが、大阪府政でさえこれだけ苦労したのでありますから、ましてや巨大都政において、これを実現することは、並大抵のことではないのであります。

ここでもし、他党とは言え、維新と志を同じにするグループが立ち上がれば、維新としては、別に無理をする必要がなくなると言うものなのであります。

しかし、ほんとうに、この新都連なるものが実現するのか。

実は、これこそが、前回のエントリーでも言及いたしました、官僚軍たる自民党と、安倍・菅コンビとの戦いなのであります。

安倍・菅コンビにとって、官僚軍の巣窟である都連をたたく絶好の機会であるのであります。

もちろん、これを谷垣ではなく二階にやらせる。これまた官僚軍である二階に、なぜやらせるのか。

それこそが、責任の取り方なのであります。

もしここで二階が、甘い責任の取り方を取らせるならば、ただちに二階の責任問題とするのであります。

もちろん、二階としては今後の幹事長としての借りをできる限り排除するために、都連の思い切った改革に手をつけるしかないのであります。

そこで大きく機能してくるのが、もともとの自民党員である小池百合子なのであります。

ここで、実質的に、小池が都連を支配することができるようになるのであります。

すなわち、石原、内田に替わる都連会長、幹事長に、小池百合子と親交のある大物議員を任命するしかないのであります。

はてさて、あさっての内閣改造を含めまして、この人事は要注目であるのであります。 KAI

小池百合子は、誰と戦っているのか?

いよいよ、都知事選、最終日。趨勢は決しましたので、今回はこの問題をテーマに考えてみることにするのであります。

なんと、そこで、この問題の意味を読み解くキーとなる、重大ニュースが飛び込んできたのであります。

安倍首相と橋下氏、都内で会談へ 改憲めぐり意見交換か

都知事選の最終日、安倍が増田の街宣に参加するとの、2、3日前からのリーク情報が、ものの見事に打ち破られたのであります。

これが意味することは、きわめて重大なのであります。

すなわち、安倍・橋下会談の意味とは、何を意味しているか、なのであります。

明日が投票日と言う、まさにその前日、自党推薦候補の応援演説に向かわず、まったく無関係と思われる人物と会談する、その意味とは。

それは、簡単に言ってしまえば、戦後処理であります。

もちろん、都知事選の、であるのでありますが、今回は、これとは別に国政を大きく変えていく、そう言う戦後処理であるのであります。

もう少し具体的にご説明いたしますならば、ボロ負けの自民党東京都連の扱いについてなのであります。

このままいけば、現在の大阪自民党と二の舞の、そんな東京自民党を作りかねない。その危機感であり、その事態への対応なのであります。

昨年、11月22日、大阪維新の圧勝となった大阪W選、大阪自民党は、知事、市長、いずれも候補を立てながら、大敗。さらに最悪となったのが、大阪自民党と共産党との共闘であったのであります。

今回の都知事選挙は、図らずもまた、民共連合と自民党、この組み合わせの大敗となるのであります。

もちろん、なぜこうなるのか、安倍、菅、両氏は、当の昔から理解しており、自民党幹事長には、たびたび警告を発していたのであります。

そして、ここで気になるのが、もう一つの動静である、この自民党の肝心要の谷垣幹事長の入院なのであります。

KAIは、当初から、この入院は、大阪自民党に続き東京自民党の大敗の、責任問題が発端であるとにらんでいたのでありますが、本日の安倍・橋下会談は、このKAIの憶測を確信へと導くものとなったのであります。

すなわち、8月3日の内閣改造を見越しての、谷垣外しの理由付けであります。

谷垣外しの本来の理由とは、大阪自民党に続いて、東京自民党での選挙の大敗の責任を取らせることにあったのであります。

かように考えますれば、選挙明けの月曜日から何が起こるのか、大方の予想がつくと思われるのでありますが、そこで意味を持ってきますのが、本日の安倍・橋下会談だったのであります。

それは、東京自民党の解体であり、小池新知事への対応に他ならないのであります。

具体的には、東京自民党の解体をいかに進めればよろしいのか、小池新知事と自民党との関係をいかに図っていけばよろしいのか、そして、これに維新がいかに関わっていくのか、この意見交換が行われたと、かようにKAIは考えるのであります。

そこでであります。

今回のお話には、きわめて重要な、そして本質的な背景があることを、みなさまには、ぜひともご理解いただく必要があるのであります。

それが、冒頭の、このお話なのであります。

小池百合子は、誰と戦っているのか?

そしてその答えをご説明した、KAIのエントリーが、こちらであります。

情報戦とは--孫子の兵法応用編・シーズン2(8)

これをお読みいただければ明らかなように、小池百合子が戦っているのは、システム側、すなわち官僚軍なのであります。

一見、中国共産党の下部組織である共産党と、これまた南北朝鮮の下部組織である民進党、この2つの野党連合、そして、東京自民党との戦いであるかのように見えるのでありますが、その本質は、たった一人の女性と、巨大なる組織である官僚軍、このシステム側との戦いであったのであります。

ついでに申しあげますならば、現首相であります安倍晋三と官房長官菅義偉、この二人が戦っているのも、官僚軍なのであります。

え?

なんで自民党自体が官僚軍ではないのですか、との読者のみなさまには当然の疑問を抱かれることと思うのでありますが、これこそ、今回のお話の肝となる部分なのであります。

私たち人間社会は、きわめて複雑なシステムに支配されているのであります。

目の前の敵と思う相手と戦っていたら、実際は味方であったとか。

これを正しく理解する方法が、局地戦と大局戦の理解なのでありますが、これをご説明し始めますと、これまた恐ろしく長くなるのでありまして、今回は割愛させていただくのであります。

と言うことで、局地戦と大局戦。

今回でありますれば、共産党、民進党、東京自民党、これらとの戦いが局地戦なのであります。

そして、このすべての戦いこそ、システム側、すなわち官僚軍との大局戦であったのであります。

かようにご理解いただきますならば、長年システム側、官僚軍との戦いを繰り広げてきた橋下・松井コンビが、新たに自民党の中にあって東京自民党と言う官僚軍と戦う安倍・菅コンビが、会談して戦略を練るのは、当然至極なのであります。

さて、遅くなりましたので、明日、NHKの20時丁度にタイマーをあわせて、寝るとするのであります。 KAI

このKAI_REPORTも、もはや選挙ブログと化しているのでありますが、ポケモンGOよりなにより選挙ほど、この世で面白いものはないのであります。

と言うことで、都知事選挙予想なんであります(予想であって予測ではないが、この違いは、また別途)。

まずは、こちらから。

宇都宮氏も出馬のようですので、気が早いですが、都知事選得票予想でございます。ご査収ください。
小池百合子(63) 200万票
宇都宮健児(69) 90万票
鳥越俊太郎(76) 90万票
増田寛也(64) 85万票
twitter、KAI@kai_report、15:18 - 2016年7月13日

公示日前日の、KAIの大胆予想なんであります。

7月13日の夜、ここでハプニングが。

な、なんと宇都宮氏出馬取り消し。あらためて、気が早いですが、都知事選得票予想でございます。ご査収ください。
小池百合子(63) 210万票
増田寛也(64) 110万票
鳥越俊太郎(76) 90万票
twitter、KAI@kai_report、22:05 - 2016年7月13日

さて、このKAIの予想に対して、世間のみなみなさまは、どんな予想(予測)をなさっておられたのでありましょうか。
昨日時点では3人が横一線。
twitter、米重 克洋@kyoneshige、13:29 - 2016年7月13日

こちらは、JX通信社の米重克洋氏のツイート。

そして、同じく米重氏の、公示日当日予測。

瞬間風速だが、昨日・一昨日の調査(自社)では鳥越>小池>増田。前2人が接戦で増田氏は一歩遅れている。撤退表明を跨いだ宇都宮氏も質問項目に入っており、次回(週末)また変わる可能性大。記事にした参院大阪と同様トレンドを重視しているので、その辺も計算して早ければ来週前半にも記事に。
twitter、米重 克洋@kyoneshige、13:38 - 2016年7月14日

ほとんどの報道機関が、当初はこの立場であったのであります。

この中にあって、極端に小池候補を泡沫扱いするのが、この方であります。

あれだけ騒いでおきながら、小池百合子女史は都知事選で泡沫(70万票以下)の落選で、東京10区の衆議院議員は辞職し再選できそうになく、自民党も離党勧告ではなく除名になるわけで、外野としては面白いけど社会的には自殺に近いと思います。
twitter、山本一郎(やまもといちろう)@kirik、11:50 - 2016年7月13日

おおかたのマスコミ同様、見る目のなさを露呈されたようであります。

さて、こんな世間の前評判とはかけ離れて、なぜKAIは、小池候補が200万票もの票を集めるとの予想を立てることができたのでありましょうか。

しかも、3人中トップ当選が見込まれる鳥越候補に至っては、100万票にも届かないとは、いったいいかなることが起きると考えているのでありましょうか。

まずは、この後者の答えが、こちらであります。

あくまで昨日以前の情勢ですね^^。
これから起こること。
・鳥越氏が選挙中認知症の症状
・民進支持層が増田氏へ流れる
この結果の得票数です。
twitter、KAI@kai_report、22:27 - 2016年7月13日

なんと、KAIの、この予想が、序盤戦の今のいまから実現してしまったのであります。
現在、都知事選では、民・共勢力によって、徹底的な「鳥越隠し」が行われている。テレビにも出演させない、街頭でも話させない。理屈は簡単だ。鳥越さんが話さば、話すだけ、都知事として不適格な非論理的な老人であることが露見してしまうためだ。知名度だけで逃げ切ろうとする卑怯な選挙戦術だ。
twitter、岩田温@iwata910、11:56 - 2016年7月17日

もちろん、この「鳥越隠し」は、直接的な「認知症症状」ではないものの、鳥越候補の言動に問題があることを、如実に物語るものとなるのであります。

民共連合は、いったいなにを考えているのかと、普通に考えればだれでもそう思うところであるのでありますが、彼をテレビに出してしゃべらせて、票を落とすよりはマシとばかりの、次善の策であったのであります。

さて、その影響とは、いかなることと、あいなりましたでありましょうか。

・小池氏、鳥越氏が横一線。増田氏も小差で追いかける。

・党派別では自民支持層を増田・小池、無党派を小池・鳥越で分け合う。

・手堅く争点押さえる小池氏が健闘し鳥越氏と激戦に。増田氏は伸びが課題に。

・舛添問題での都議会の対応を「評価しない」有権者が7割。

・態度未定者はこの週末で4割まで減少も予断許さず。
<都知事選>小池氏・鳥越氏横一線、7割が都議会「評価せず」=JX通信社独自情勢調査の詳報


残念ながらと申しあげてもよろしいのでありましょうか、いまだ「鳥越隠し」の影響は出ていないと見るべきか、否、「鳥越隠し」のおかげの結果と見るべきなのか、それは、これから中盤、終盤の情勢を見るしかないのであります。

それでは、この中盤、終盤の情勢とは、いかなるものとなるのでありましょうか。

 ただ、全体として主要3候補の差は従来の選挙結果と比べて小差で、候補毎の得票差もそれなりに小さくなることが見込まれる。今回の選挙は、新人候補が乱立して激戦となる構図から、99年都知事選などとの相似が指摘されている。しかし、このまま情勢が推移すると3位候補でも100万票ラインを上回り、1-3位の候補の得票差も相対的に小さくなる、これまでにないタイプの結果となる可能性もある。
<都知事選>小池氏・鳥越氏横一線、7割が都議会「評価せず」=JX通信社独自情勢調査の詳報

この米重克洋氏の見立てでは、3人の候補者はすべて100万票ライン越えとのことであるのでありますが、この点において、KAIの予想と大きく食い違うところがあるのであります。

なぜ食い違いが出るのか、その理由は、実は簡単なんであります。

「鳥越隠し」の影響が及んでいない
小池氏が風をつかんだことが考慮されていない

まず最初の「鳥越隠し」の影響とは、これから鳥越氏の票が、この調査時点で見込まれる120万票から、積み上げられるどころか、ますます転がり落ちるように減じていくのであります。

すなわち、KAIの予想もするとおり、これは90万票まで転げ落ちるのであります。

一方で、小池氏。

これは、まさに風をつかんだと言ってよろしいのではないかと、思うのであります。

「風」とは「気」であります。

でありますから、その理由をご説明することは、きわめて困難であると申しあげるしかないのでありますが、ただ一つ言えますことは、小池氏を応援する人々の多様性なのであります。

従来からの党派性を帯びたカテゴリーを横断する、多様な人々の、具体的な選挙支援に、いまKAIは注目するのであります。

以上の考察によりますれば、この予想に変わりはないと、かように申しあげる次第なのであります。

小池百合子(63) 210万票
増田寛也(64) 110万票
鳥越俊太郎(76) 90万票

いかがでありましょうか。

まだまだ序盤であります。

中盤、終盤も、レポートしたいと思いますので、乞うご期待なのであります。 KAI

2016参院選総括

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おおさか維新にとって、今回1番の成果は、参議院における改憲発議2/3の、キャスティングボートを、おおさか維新が単独で握ったことにあるのであります。

このキャスティングボートを握る意味とは、維新の憲法改正案を受入れない限り、自民党案には賛成する必要がないってことなのであります。

そして、これは、もちろん憲法改正だけにとどまらず、他の法案の審議にも、おおきく影響してくることにもなるのであります。

と言うことで、この問題は、のちほど詳しくふれることにいたしまして、まずは選挙前の予測の検証であります。

・自民(改選50)民共連合失敗に助けられ増加(期待プラス10、政策プラス2)→プラス12→(結果55(当選後公認56))プラス5
・公明(9)民共連合失敗に助けられ増加(期待プラス4、政策マイナス2)→プラス2→(14)プラス5
・民進(46)6年前の勝たせ過ぎ反省から大幅減(期待マイナス10、政策マイナス10)→マイナス20→(32)マイナス14
・維新(2)(期待プラス4、政策プラス5)→プラス9→(7)プラス5
・共産(3)人殺し発言で無党派離れ(期待プラス8、政策マイナス5)→プラス3→(6)プラス3
・生活(2)消滅 →マイナス2→(1)マイナス1
・社民(2)消滅 →マイナス2→(1)マイナス1
・その他(7)→マイナス2→(5(4))マイナス2

合計 →プラス26、マイナス26→プラス18、マイナス18

残念ながら、的中は共産とその他のみ。生活、社民の消滅は期待値が大きかっただけに、それぞれしぶとく生き残ったのには、不本意の極みなのであります。

そして、KAIがマイナス20と予測した民進のマイナス14でありますが、これは一人区での勝ちすぎが原因とはいえ、一人区で民進を勝たせた東北地方を中心にした有権者(と2人も民進を当選させた東京選挙区(注1))のみなさんは、一体何を民進候補に期待しておられるのでありましょうか。

あれだけのデタラメな詐欺マニフェストで政権を獲得して、あれだけのデタラメな政権運営をして、おまけにいま、このときの反省も一顧だにないまま、民主政権時代の方が経済は良かったなどと、ふざけたことを言い、地球5周分のガソリンを税金で支払ってもなお、何の説明責任を果たそうとしない現役の政党幹部をかかえる、こんなデタラメ政党に、いまなお期待するものとは、いったいぜんたいなんなんでありましょうか。と、一人憤慨していることをここに記して、矛を収めることにするのであります。

(注1 民進2人目の小川敏夫が6番目に滑り込んだのは、田中康夫のオウンゴールにある。こちらにも書きましたが、多くのおおさか維新支持者が田中康夫に投票していないと思う。彼らが動いていれば小川との票差4万票は軽く超えたはず)

そこで、肝心要のおおさか維新なのでありますが、KAIの期待値が大きかっただけであって、これは順当な結果であったと言えるのであります。

ただ、少しだけ言い訳を言わせていただきますならば、今回新たに有権者に加わった18、19歳の若い人たちのおおさか維新への支持率にKAIは相当期待していたのでありますが、残念ながら他の年代と差がなかったことにあります。もちろんこの期待の根拠はあるのですが、よくよく考えれば大阪の高校生と言う特殊事情があったのであります。(注2)

(注2 今回18、19歳の投票率でありますが、KAIは55%と予測しておりました。結果は全国で45.45%でありましたが、大阪は50.80%と全国平均を大きく上回ったのであります)

とはいえ、冒頭にふれましたとおり、ここにきましておおさか維新は、国会におけるキャスティングボートと言う、大きな位置を占めることができたのであります。

それは、今後の国会運営において、様々な重要法案の審議に大きな影響を与えることができるようになると言うことでもあります。

具体的には、昨年の安保法制における議論で、維新の党が出した対案は、与党から一顧だにされることがなかったのであります。

もしこのときに、憲法改正発議の議論の途中であったなら、与党は安保法制の議論は別とはいえ、キャスティングボートを握る政党の出した対案をまったく無視するわけにはいかなくなるのであります。

少なくとも、なんらかの附帯条件を勝ち取るなどの交渉事が可能となるのであります。

そこで、にわかに再浮上いたしました、「おおさか維新の会」党名変更問題であります。

さきほどの注1にも書かせていただいたのでありますが、KAIは、田中康夫氏の落選は、まさにこの党名問題にあったと思うのであります。

それは、みなさんの想像される内容とまったく反対の意味での落選なのであります。

つまり、「おおさか」だから落選したのではなく、「おおさか」でなかったから落選したと、かように申しあげるのであります。

田中氏は、おおさか維新の候補として立候補しながら、松井代表と共同の街宣時以外は、決しておおさか維新ののぼりをあげることはなかったのであります。

ひたすら、自身の長野での改革がおおさか維新の身を切る改革、それを大阪に先行してやってきた実績を訴えたのであります。

いえいえ、田中氏の身を切る改革と大阪の身を切る改革は、全然違ったのであります。

何が違ったのかといいますならば、大阪では身を切る改革で生み出した財源で、それを子育て、教育に重点投資したのであります。

でありますから、田中氏は、この大阪での教育への重点投資のための身を切る改革を訴えない限り、長野での実績を言えば言うほど、身を切る当事者である公務員とその家族は、反発を強めるばかりであり、田中氏はまったくこれに気づかなかったのであります。

もちろん彼は教育の無償化も訴えたのでありますが、ここに長野での身を切る改革を挟み込むから、有権者には身を切る改革と教育の無償化がストレートに結びつかなかったのであります。

それではなぜ、いま「おおさか」を党名から外そうとするのか。

それは、「おおさか」を前面に出して戦った全国比例候補の石井苗子氏でさえ、全国で6万8148票であり、そのうち2万票が大阪の有権者からもたらされたものであったことを考えると、おのずと導き出される結論であったのであります。

すなわち、「おおさか」の名前を冠して、「個人」が全国で戦う限界であります。

それでも「おおさか」は、今回大きな役割を果たしたと言わざるを得ないのであります。大阪の2議席、兵庫の1議席は、その大きな成果であったことは間違いないのであります。

そして、ここにおいて、党名を「日本維新の会」に原点回帰すると言う、維新幹部の決断は、ポスト橋下維新の第2ステージへの挑戦でもあります。

いままで「おおさか」と言う冠が担ってきた役割は、今回新たに加わった6人の新人議員が引き継ぐことになるのだと、あらためて確認する必要があるのであります。

彼らや彼女たちが、国会と言う場で、「おおさか」を体現することこそが、日本維新の会の第2ステージの始まりであると、KAIは期待するのであります。 KAI

と言うわけで、参院選の予測であります。

ここにきて、民共連合にとって、決定的に致命傷となりましたのが、こともあろうにNHKの日曜討論と言う、日曜午前中全国放送の場での、共産党議員による「人殺す予算」発言なのであります。

ことの顛末をご存じない方は、まずはこちら(共産「人殺す予算」発言 藤野保史政策委員長が辞任「深く反省しおわび」)をご覧いただければお分かりいただけると思うのでありますが、さすがにこれはまずいと思った共産党。

しかし時すでに遅し。

批判の嵐は、当分収まりそうにないのであります。

しかも、これに火の粉を浴びたのが、同席しながらこれを糺そうとしなかった、民進党のガソリーヌこと山尾政調会長だったのであります。

参院選、共産党と一人区の候補者調整をして戦う民進党にとっても、この発言はとんでもないダメージを与える発言となるのでありますが、これにその場で咄嗟に反応できない失態を演じてしまったのであります。

この民進党にとってのダメージとは何かと申しあげますならば、共産党と候補者調整をした一人区への影響であります。

民進党にしろ共産党にしろ、調整した候補者が楽勝できる選挙区など、ただの一つもないのであります。

そのほとんどが、自民党候補者との接戦になる。

このとき、今回の「人殺す予算」発言が、微妙に効いてくることになるのであります。

もちろん、マイナスの方向に効くのであります。場合によって、一人区全敗さえありうると、KAIは考えているのであります。

当事者である共産党につきましては、こちらは大半が比例でありますから、直接的な影響は少ないものの、全国の絶対得票数は、あきらかに落ち込むのであります。

とはいえ、ここ何年かの共産党の伸びは決して無視できるものではなく、そこそこの議席は増やすものと思われるのであります。

民進党の落ち込みの受け皿となりますのが、自民党と、あと一つ、おおさか維新の会の存在なのであります。

これは、選挙区での勝利はもちろん、恐らく全国比例の得票数が、大幅に伸びる形で現れるのではないかと考えているのであります。

そして、最後に一つ。

弱小政党の消滅の始まり、であります。

いままで乱立傾向にありました弱小政党でありますが、これから選挙のたびに議席を失い、やがては全議席を失うことになる、そのきっかけとなるのが、今回の参院選であると思うのであります。

以上の考察を重ねました結果、以下の通りの数字となるのであります。

・自民(改選50)民共連合失敗に助けられ増加(期待プラス10、政策プラス2)→プラス12
・公明(9)民共連合失敗に助けられ増加(期待プラス4、政策マイナス2)→プラス2
・民進(46)6年前の勝たせ過ぎ反省から大幅減(期待マイナス10、政策マイナス10)→マイナス20
・維新(2)(期待プラス4、政策プラス5)→プラス9
・共産(3)人殺し発言で無党派離れ(期待プラス8、政策マイナス5)→プラス3
・生活(2)消滅 →マイナス2
・社民(2)消滅 →マイナス2
・その他(7)→マイナス2

合計 →プラス26、マイナス26

はてさて、天の配剤はいかなることになりますやら。 KAI

「ね、言ったとおりでしょう?」

「え、なんでしたっけ?」

「おおさかって名前は関係ないってこと。人がどんどん集まってくる」

まことにもって、吉報とはこのことを言うのであります。

 報道番組「CBSドキュメント」初代女性キャスターで、女優の石井苗子(みつこ)氏(62)が、7月の参院選比例代表に、おおさか維新の会から出馬することが2日、分かった。9日に会見し、正式表明する。

 「人生、何歳からでも生まれ変われる」が信条の石井氏。女優として活躍していた97年、43歳の時に聖路加看護大に学士入学し、看護師や保健師の資格を取得。その後東大大学院にも進学し、保健学の博士号を取り、世間を驚かせた。

 東日本大震災後に始まった、被災地に保健師や看護師を派遣して住民支援に当たる活動「きぼうときずな」では、プロジェクトリーダーも務めた。現地に入った際、避難所で司令塔になるはずの保健師が不足し、負担も大きいことを実感。災害の際、万全のサポートを受けられる「災害認定保健師」の資格創設が必要と考え、動くことを決めた。

 過去にも選挙で出馬を打診されたが、断ってきたという。今回は「いろんなことを積み重ねた今だから、やってもいいのでは」と考えた。維新の大阪都構想に接し、「足元から変えようとするなんて」と共感。「仲間に入れていただきたい」と、おおさか維新の一般公募に応募し、このほど出馬の話がまとまった。

 同党所属の国会議員は衆参で21人だが、すべて男性。女性国会議員誕生は、参院選の「課題」の1つでもある。石井氏は、日刊スポーツの取材に「体力には自信がある。先頭に立って走りたい」。酒豪だが、投開票までは酒も断つ。「人生の残り時間を、すべてささげる準備はできています」と話した。【中山知子】

キャスター、女優の石井苗子氏一般公募で参院選出馬


全文引用とあいなりましたのでありますが、千載一遇KAIが待っていましたのは、まさにこの吉報なのであります。

彼女こそ、たった一人にして、最強の援軍、現るなのであります。

この石井苗子こそ、これからの維新のスポークスマン(パーソン)となる、とてつもない重要となる人物なのであります。

お話を、一旦、今回の参院選に戻させていただくのでありますが、政党維新にとって、ずいぶん長い間、この「おおさか」の呼称が是か非かで、右往左往してきたのであります。

これが、この石井苗子のおおさか維新への入党によって、ありとあらゆる意味において、決着をみることになるのであります。

それは、なぜか。

すなわち、渡辺喜美も田中康夫も、これはこれで、今回の維新の参院選にとってきわめて強力な候補となると思われるのでありますが、しかしながら、石井苗子は別格であります。

冒頭引用の記事にありますとおり、彼女にとって、おおさか維新から出馬して当選を勝ち取らなければ生きていけないといった必然性が、まったくもって皆無なのであります。

その彼女が、維新スピリッツに意気を感じて、自らの意志で維新の仲間に加わると言うのであります。

これがなにを意味するのか。賢明なる読者のみなさまは、これは容易にご理解いただけると思うのであります。

つまり、ようやくなのでありますが、「おおさか」支持者や橋下支持者ではない、石井苗子と言う、「おおさか」とはえんもゆかりもなかった人が、いまここにあらたに「おおさか」のために立ち上がったと言う事実こそ、これがいまのいま世間の流れが大きく変わり始めたことと実感できるからなのであります。

「人生の残り時間を、すべてささげる準備はできています」

この言葉を聞いて、みなさまには、ぜひともお考えいただきたいのでありますが、政治に人生をかける人々の存在であります。

橋下徹、松井一郎、そして、片山虎之助。

KAIは、石井苗子の経歴を読みながら、今回の彼女の並々ならぬ決意を感じ取ったのであります。

そうです、人生と言う正統性を信じる人々の存在なのであります。

彼女の後ろには、この正統性を信じる、とてつもない人々がいる。

この人々が、「おおさか」の正統性を信じる人々の援軍として、今回加わった。

つまりは、こう言うことなのであります。

あらためてこの「正統性」と「おおさか」の関係について考察したいと思うのでありますが、いまのいま、間違いなくここで言えますことは、おおさか維新の支持率が、これからうなぎのぼりに上がっていく。

それは人生、すなわち政治の正統性を信じる人々が、いまここで「おおさか」の援軍として加わったからに他ならないからであります。

いままで、政治とは無縁の人生を送ってきた人々が、いまここで、橋下徹や石井苗子に感化されて、怒涛となってこの政治の世界に押し寄せる。

KAIは、そんな予感がするのであります。 KAI

昨晩翌日にそなえて深夜につき、あえて見逃した錦織の対ガスケ戦、本日の全仏中継が雨のため、これを見られるかと思ったら、錦織の1回戦、2回戦を再放送。

まったくもって視聴者の気持ちをつかめていないWOWOW。

と、こんなじれったい思いでいたときに、こんな記事を発見。

錦織圭を戸惑わせた2つの変化 全仏8強逃すも“真の照準”は数年先に

なるほど、なるほど、であります。

前回のエントリーにも引用いたしました、錦織の課題であります。

・とにもかくにもサービスを変えろ・・・エースではなくファーストサービス90%を目指せ
・バックハンドクロスのグリップでストレートを100%打てるようにしろ
・ベースライン1メートルで、深いボールを確実に打てるようにしろ
なぜ、ジャパンオープンで錦織圭は、準決勝で敗退したのか?(3)

実際のすべての試合の状況を見ていないのではありますけれども、この3つすべてが実行できなかったようであります。

その理由が、「今日は、全くフィーリングがつかめなかった」とは。

まったくもって、トッププレイヤーとして甘えた言い訳なのであります。

試合のコンディションとは、すべて戦う両者にとって、公平であります。

戦いにおいて、自らこのコンディションを味方につけることこそ、真の勝者になれる絶対的条件なのであります。

あらためて気づかされるのは、この環境に瞬間的に合わせる、修正能力についてであります。

なぜ、ジョコビッチが、ダントツのトッププレイヤーとなったのか。

なるほど、この修正能力の高さこそ、その秘密があったのだと気づかされるのであります。

錦織くん、もう言い訳はいらない。

3つの課題を、どんなコンディションでも、解決する。

これ以外に、きみのグランドスラマーへの道はない。

おっと、あと、ついでに言っておくけど、きみは、まさか1回こっきりグランドスラマーになればいいなんて、思ってはいないよね。

いまのジョコビッチのように、グランドスラム常勝の錦織圭を、ファンは夢見ていることを、彼女のことよりなにより前に、気づいてほしいんだよね。

そして、錦織ジュニアが、そんな才能を発揮できる遺伝子かどうかも、気づいて欲しいけど、これはちょっと差し出がましすぎ、ゴメン。 KAI

みなさん、ようやく日本人が、グランドスラマーになる、そんな長い長い夢が叶おうとしているのであります。

そうです、いまのいま行われている全仏オープン、この2回戦、さきほど終了しました錦織圭対アンドレイ・クズネツォフ戦を観戦いたしまして、沸々とこの思いにかられるのであります。

それは、なぜか。

このあたりをご説明するために、まずはこの半年前にKAIが書いた、錦織に対しての、ゲームに勝つための「課題」をご覧いただきたいのであります。

・とにもかくにもサービスを変えろ・・・エースではなくファーストサービス90%を目指せ
・バックハンドクロスのグリップでストレートを100%打てるようにしろ
・ベースライン1メートルで、深いボールを確実に打てるようにしろ
なぜ、ジャパンオープンで錦織圭は、準決勝で敗退したのか?(3)

この3つの課題の中で、2番目と3番目が、まことにもって改善されていたのであります。

特にであります。

2番目の、バックハンドのダウンザライン。これが今回、面白いように決まっていたのであります。

実は、フェデラーやワウリンカの強さとは、このバックハンドのダウンザラインにあるのでありますが、これが決まるゲームは、彼らは間違いなくゲームを取れるのであります。

昨年、この全仏オープンを制したのも、バックハンドダウンザラインを決め球に持つ、ワウリンカ。ワウリンカ同様、錦織がこのバックハンドのダウンザラインをミスすることがなければ、これはもう間違いなく錦織は決勝まで勝ちあがれると思うのであります。

そして改善されたもう一つ、3番目の、常に深いボールを打ち続けることは、それ自体ポイントになるわけではないのでありますが、次の相手のボールが短くなって、このチャンスボールにウィナーとなるのであります。

しかしながらであります。

一番の問題は、ファーストサービスであります。

これについて、問題の根本は、コーチであるマイケルチャンコーチにあると、KAIは考えているのであります。

すなわち、マイケルチャンコーチやダンテコーチに、グランドスラムで勝つための、「サービス」に関するノウハウがないってことなのであります。

おそらくテニス愛好家のみなさんは、すでにお気づきのことではあると思うのでありますが、ゲームにおいてここと言う場面での、グランドスラマーのサービスエースの確率の高さなのであります。

これに対しての錦織、とにもかくにもファーストサービスの確率があまりにも悪いのであります。

しかも、これを指摘されながら、まったくもって一向に改善されないのであります。

つまりは、ポイントは、ここにあるのであります。

今回の全仏オープン。錦織が、日本人初のグランドスラマーになるためには、何をなすべきか。すでに明らかなのであります。

はてさて、ファーストサービスの確率を上げ、かつ、これをエースにするには、いったい何を改善すればよろしいのでありましょうか。

このヒントになるのが、ジョコビッチのサービスなんであります。

彼のサービスもまた、錦織同様決して速いサービスではないのでありますが、常にファーストサービスの確率は高いのであります。つまりスピードではなく確率優先。

しかしながらであります。

ここぞという場面で、速度を上げてくる。

つまり、速度の速いサービスを打つときこそ、確率を上げるサービスをするってことです。

これは一見矛盾していることを申しあげているかと思われるかもしれないのでありますが、そうではないのであります。

まずもって、とにもかくにも速いサービスの確率を目いっぱいあげる。

これが、「最低」基準になるってことであります。

これより確率の低くなるサービスを、ファーストサービスとセカンドサービスで打たない。

するとどうなるかと言えば、ここぞと言うファーストサービスの場面で、間違いなく速いサービスを決めることができるようになるのであります。

そうです。

ファーストサービスの確率は、セカンドサービスの確率より悪くてもいい。

この常識を捨てることなのであります。

そうではないのであります。

通常のファーストサービスの確率は、セカンドサービスの確率と同じにして、特別なファーストサービスの確率を、これ以上にする。

考えてみますれば、これはなかなか難しいのは事実ではありますが、まずはエースを取れる速いファーストサービスの確率を「基準」にするってことであります。

この基準の確率自体が高くなければ、ゲームに勝てないばかりか、グランドスラム優勝など、夢のまた夢なのであります。

ポイントは、サービス。

はてさて、錦織圭、いかなることになりますやら。 KAI

まことにもって不本意なことがあるのであります。

それは、「おおさか維新の会」と、「大阪維新の会」が、同じものであるとの認識が、全国的に広がっていることについてなのであります。

大阪維新の会から出馬を表明した渡辺喜美氏は「全国比例」だから比例名簿順はないよ。

もし渡辺喜美氏を国政に戻したいなら、投票用紙に「大阪維新の会」ではなく「渡辺喜美」と書かないとダメです。
Twitter、串焼き 東京壁蹴り代行?第一開発室 室長@dr_kusiyaki

今回、おおさか維新から、渡辺喜美が、参院選全国比例候補として立候補することになったのでありますが、これが全国的ニュースとして取り上げられたのは、もちろん朗報と言ってもよろしいのであります。

しかしながら、ここに引用いたしましたとおり、全国的に、有権者の認識といたしましては、「おおさか維新の会」と「大阪維新の会」とは、まったくもって同じものであるのであります。

なぜ「おおさか維新の会」は、「大阪維新の会」と混同されるのか?

それは、有権者の大半が、国政政党と地域政党の区別を知っていないからなのでありますが、このような状況の中で、来る参院選、いかに戦えばよろしいのでありましょうか。

今回のエントリーは、この問題について考察するのであります。

と、いきなりの結論でありますが、お勧めするのが、全国的ひらがな「おおさか」TVキャンペーンなのであります。

TVキャンペーンの内容とは、なぜひらがな「おおさか」であるのか、この一点であります。たった12秒の広告でよろしいのであります。これを全国で展開する。

もちろん予算的裏づけが必要ではありますが、もっとも料金的にかからないスポットをねらって、短期間で行えば、数億円で収まるはずであります。

この広告になんの意味があるのかと、これをご説明いたしますならば、それは、候補者の選挙演説の「マクラ」にできるからであります。

「あのひらがなおおさかキャンペーンの○○でございます」

これ一発で、「大阪」ではなくひらがな「おおさか」を、全国的に鮮明に訴えることができるのであります。

維新執行部のみなさん、いかがでありましょうか? KAI

もう話題、これしかないんかいってな突っ込みは、横におかさせていただくといたしまして、この問題を取り上げないわけにはいかないのであります。

この渡辺氏の入党問題に、さっそく反対を表明したのが、この方であります。

 私は渡辺さんの入党には反対です。今回の件は、衆参同日選挙を睨んでの行動なのかもしれないけど、おおさか執行部は焦り過ぎだなぁと思います。渡辺さん経由の候補者がって部分もあるんでしょうけども。旧みんなの党で合流してくる人たちもいるだろうし、それも計算には入ってるんでしょうけど。私としては渡辺さんがみんなを再興させて、そことおおさかが組むのならベターだと思っています。維新が国政で力を失ったのは、そういう焦りから既存勢力と組んだことなんだから、その辺はいい加減学習してほしい。
渡辺喜美氏の入党打診に想う今後のおおさかの展開について

この記事の筆者、粉屋さんのお気持ちは痛いほどわかるのでありますが、選挙とは戦(いくさ)、この戦に勝つためには、孫子の兵法を待つまでもなく、まずもって一番に戦略が必要であることは、絶対的真理なのであります。

しかして、粉屋さんの戦略であります。

 私はおおさかが政権をとる日は待望していますが、国政での成果がないと票も付いてきません。おおさかが今、目指すべきは市長・地方議員を多く抱えて、おおさか改革の果実を多くの有権者に実感してもらうことです。その上での国政です。そういった市長経験者を多く抱えて、彼らを国政に送り出していく体制作りこそが必要です。

 現状のおおさかの売りは国政の成果ではなく、その政治色が白いことです。既存勢力とは支持基盤などの立ち位置が違うという点にあります。分裂によって色を落としたのに、またぞろ違う色を入れたらその部分だけが目立ちます。渡辺さんにどうこうはないけど(多少薄目になる部分はありますが)、党の看板を背負った人を入れればそのついている色が大きなシミとして有権者には映ります。おおさかという純白の布にでっかい色のしみがつくんだからそこしか目立たないことになります。


まずは、大阪に続く、全国各地方での実績作りであり、その旗振り役である「おおさか」は、維新スピリッツで勝負する必要がる。

これが、KAIが要約した、粉屋さんの戦略であります。

つまり、おおさか維新の維新スピリッツと言う旗印に、渡辺喜美と言う「色」を混ぜることは、選挙にとっておおいにマイナスになると、そう言う主張なわけなのであります。

この粉屋さんの論理は、まさにその通りなのではありますが、しかしながら、この論理は、あくまで「戦術」レベルにおいてと、限って理解しておく必要があるのであります。

すなわち、さきほども申しあげさせていただいたとおりなのでありますが、選挙とは戦であります。

まずもって一番に必要となりますのは、戦略であります。

戦略とは、もう少しくだいた言い方をいたしますならば、それは「価値観」であります。

この戦において、何を最も大事にするか。

おおさか維新にとって、来る参院選において、もっとも大事にするべきこととは。

もちろんこれは、決して、粉屋さんの言う「純白」、維新スピリッツではないのであります。維新スピリッツとは、あくまで「条件」、「戦術」であるのであります。

では、肝心要の、選挙に勝利するための戦略、価値観とは何か。

それは、おおさか維新の支持率であります。

つまり、選挙の目的とは、今回の選挙そのものの勝利ではなく、おおさか維新の支持率獲得に他ならないのであります。

この詳しいご説明は後ほどにいたしまして、いま現在、橋下徹が毎週のように行っている維新地域政党合同の講演会や、地上波へのテレビ出演とは、実はこの戦略に基づくものなのであります。

そこで、であります。

なぜ、維新の戦略が支持率であり、この支持率を戦略にする意味とは。

これを、これからみなさまにご説明したいと思うのであります。

これも、すでに以前のエントリーで何度か取り上げてきたことではあるのでありますが、「支持率」とは、「信頼」であり「期待」であるのであります。

そして、この「信頼」とは、正統性、すなわち時間軸上の一貫性であります。

いかにすれば、大阪はもちろんのこと、大阪以外の全国で、この維新の信頼を獲得して、おおさか維新の支持率を上げていくことができるか。

これこそが、おおさか維新にとってもっとも重要な戦略となるのであります。

もし、全国レベルで、民進党以上の支持率を獲得できた暁には、いかなる事態が待ち受けているか、ぜひみなさまには、これをご想像いただきたいのであります。

と言うことで、具体的に、渡辺喜美が関東の比例候補になれば、これは間違いなくおおさか維新の支持率をあげることになるのであります。

しかしながら、これを、旧みんなの票を集めたにすぎないとの批判をする方々には、これがそれとは決定的に違うことであると、KAIはいま申しあげるのであります。

みんなの候補である渡辺喜美が集めた票と、おおさか維新の候補である渡辺喜美が集めた票との間にある、明確な違いとは、それは、一貫した維新への信頼であり期待であります。すでに存在しないみんなへの信頼も期待も、いまはもう存在しないのであります。

と言うことで、KAIの結論であります。

7月の選挙の結果、3ヶ月以内に、これは間違いなく、おおさか維新が、民進党を、支持率において抜くのであります。 KAI