「互選」しかないよね、ハマちゃん?

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本日発売の、ビッグコミックオリジナル。

標題のハマちゃんとは、このビッグコミック連載中の、釣りバカ日誌のハマちゃんであります。

なんと、このハマちゃん、ひょんなことから鈴木建設新入社員、最終選考、責任試験官とあいなりましたのであります。

そのまたなんとなんと、ハマちゃん、30人から10人を選ぶ方法が、10人ずつ3班に分かれた一泊二日の磯釣りでありました。

今週号は、その1日目であります。

疑心暗鬼の30人の受験者。後輩で上司の青木課長。なんとか1日を終えて、宿では「釣り大会」の結果発表。

青木本当にただの
釣り大会
だったのか!?

浜崎うん!!

青木冗談はよせ!!

青木まじめに
最終選考の
結果を
発表しろ!!

受験者さすがに
名目課長の言う通り
よね?

てな具合で、けむにまくハマちゃんでありましたが、こんな一言をもらすのであります。

浜崎みんな
静粛に

おいらが
間違ってるか
どうか・・・

明日の選考
結果を聞いて
判断してくれ。

これを聞いて、ピンときたのであります。

なんと素敵な選抜方法ではありませんか!

そうです、共同作業をやらせたうえで、互いに自分以外の推薦者に投票する、「互選」の方法であります。

この上位者から10人を選ぶ。

もちろん、この選考方法を最初から知っていれば、すすんで班長になって、「インフルエンサー」になると言う者もでてくるでありましょうが、これで人気がなければ逆効果であります。

しかし、この「方法」は、「正統性」思想の実践的方法論にとって、きわめて示唆的であります。よく考察してみたいと思うのでありますが、それにしても、コネ採用(予定)のカッパくん。まったくもって、最初から脱落であります。

もちろん、ハマちゃん以下これを糾弾されるわけでありますが、マンガですからうまくいくわけであります。

次回、4月20日の発売を楽しみに待つとしましょう。 KAI