March 31, 2007

ソフトウェアは文化である

近々某大手出版社から書籍出版するための、著者K田によるロングインタビューをこのところ定期的に行っている。

今回はYUMのインタビューを寿司勇で、行う。

右サイドのインタビューとダブルブッキングで、左サイドで本日しか時間が取れない別の打ち合わせを行う。つまり寿司勇の5つのカウンター席をKAIを真ん中に占有して、同時並行で建設的かつ保守的業務遂行に勤しむのであります。

この結果、もちろん両サイドとも共振的共鳴的に話が展開して、当初の想定をはるか上回る果実を得ることになるのは、想定外でありかつ想定内でもあります。

つまり、このインタビューは大成功でした。

日本は、文化の国です。世界に通用するのは、この日本の文化以外をおいて何者もありえません。

日本発と世界が認めるあらゆるものごとには、この日本と言う「文化」が直接的にも間接的にも深く関わっていることは、アニメ文化、省エネ車(カイゼン文化)、寿司文化等等、いくらでもあげることができます。

ウチダ先生のシンガポールの悩みには、逆説的にこの問題が国家統合にプラスにもマイナスにも働く、生命的脈絡の力を持つことが、明確に示されています。

今わたしたちがやろうとしていることは、まさにこの文化です。

なぜ日本発のソフトウェアあるいはインターネットサービスが、世界に通用しないのか。

そのわけが、この日本「文化」の欠落にあることに、なかなか人々は気がついていません。

例えば、そのむかし一太郎と言うワープロソフトが興隆を極めていました。しかし今はワード一色で一太郎にその昔の面影はありません。

「日本語」ワープロソフトで、しかも「日本」国内と言う本来独壇場であるはずの市場でさえこの有様です。

日本語を扱っていればそのまま日本文化であるなら、日本国内のソフトウェアはすべて日本文化です。でもそうではないことをワードが見事に証明して見せました。

それは、漢字はunicodeによって、日本語変換はIMEによって、簡単に世界の標準の中の一つに組み込むことができる、つまり日本独自の文化ではさらさらなかったってことです。

逆にマイクロソフトより先に、シフトJISではなくunicodeを採用し、ATOKを多言語対応化して世界に打って出ていれば、これこそ日本発の日本文化を持つソフトウェアとして世界を席巻せしめたことと、悔やまれるのであります。後悔先に立たずであります。

しかし、この事例は反面教師になりえます。

いままさに夢株式会社がやろうとしていることは、こう言うことです。

これ以上はここに書けませんが、わたしたちはまもなく日本には世界に通用する日本文化があるんだと言うことをこのインターネットの世界で証明してみせます。 KAI

投稿者 kai : March 31, 2007 08:05 PM | トラックバック
コメント

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Posted by: mpbtio : October 26, 2010 12:55 PM

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Posted by: wlgyqwmsl : November 9, 2010 04:37 PM
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