北朝鮮は核ミサイルを発射する

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北朝鮮問題、いよいよ怪しくなってきたのであります。

ここで、NHKニュースサイトを引用させていただくのでありますが、いつものように、NHKサイトは消えてなくなりますので、全文引用とさせていただくのであります。

アメリカ政府の当局者は北朝鮮北西部にある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台付近で発射準備とみられる動きがあるとして、北朝鮮が2、3週間以内にも人工衛星の打ち上げと称して発射を実施する可能性があるという見方を示しました。

北朝鮮では北西部のトンチャンリにある事実上の長距離弾道ミサイルの発射台に覆いのようなものがかけられるなどミサイルの発射に向けた兆候とも受け止められる動きがあることが分かり日本政府も警戒を強めています。

これについてアメリカ政府の当局者は28日、NHKの取材に対し「このところ発射台の周辺で動きがあることを確認している」と述べ、アメリカとして、発射準備とみられる動きを把握していることを明らかにしました。そのうえで、「2、3週間のうちにも発射が実施される可能性を示唆している」と述べ、2、3週間以内にも発射される可能性があるという見方を示しました。

またこの当局者は「北朝鮮は、人工衛星の打ち上げを口実にするのではないか」と述べ、過去の事例と同じように人工衛星の打ち上げと称して発射前に予告をするのではないかという見解を示しました。

一方、アメリカで北朝鮮の動向を研究しているジョンズ・ホプキンス大学のグループは発射台付近を撮影した衛星写真の分析結果として、今月25日、撮影された写真では人や車の動きが確認されているなどとして、北朝鮮が発射に向け初期の準備段階に入った可能性があるとしています。

米研究グループ「発射に向けた準備の初期段階」

アメリカで北朝鮮の動向を研究しているジョンズ・ホプキンス大学のグループは、28日、北朝鮮北西部の発射台付近を撮影した衛星写真の分析結果を公表しました。

それによりますと、先月28日の時点で発射台周辺を覆っていた雪がこの4週間できれいに除雪され、今月中旬ごろまでに作業員や何らかの資材が現場に運び込まれた形跡があるとしています。また、今月25日に撮影された写真では、発射台の塔の側面が白いカバーで覆われ、その周辺で人や車の動きが確認できるとしています。さらにロケットエンジンの試験場では、先月の時点では建設途中だった幅およそ11メートル、長さおよそ29メートルの保護設備が完成し、エンジンテストを準備している可能性があると指摘しています。

こうしたことから、このグループでは、北朝鮮が発射に向けた初期の準備段階に入った可能性があると分析しています。
米当局者「北朝鮮 2、3週間以内にミサイル発射の可能性」

この記事によれば、今回の北朝鮮によるミサイル発射は、100%間違いないと考えられるのであります。

では、なぜいま、北朝鮮は、ミサイル発射を強行するのでありましょうか。

その答えは、これが北朝鮮の国家ビジネスであるから、とお答えするのが今回のKAIのエントリーなのであります。

それは、いったいいかなる国家ビジネスでありますのか、今回はこれをみなさまにご説明したいと思うのであります。

まずはビジネスの相手先でありますが、それはイランであります。

このイランに対して、北朝鮮は、ミサイルを輸出ないし技術供与すると言うものであります。

ただそれだけでは、実はまったくもって国家ビジネスにはならなかったものを、北朝鮮は、ミサイルに、「核」を付加し、すなわち核ミサイルをイランに輸出することになったのであります。

このあたりの詳細なる事情をご説明する前に、まずはこのところの北朝鮮の背景であります。

 スウェーデンでの3日間に及ぶ日朝外務省局長級協議を踏まえ、北朝鮮が日本人拉致被害者についての再調査を実施することを表明した。日本もこの再調査の進展次第で、北朝鮮に対する独自の経済制裁の一部緩和を実施することを表明した。
北朝鮮、「拉致被害者再調査」の”茶番”、高橋 浩祐、2014年05月30日
これは、すでにお忘れかと思うのでありますが、2年前に行われた日朝間の拉致被害者再調査の交渉であります。

北朝鮮は、この交渉で何を求めていたかは、当時から明らかであったのでありますが、それは「金」であります。

経済制裁が続く中、唯一の頼りであった中国との関係がおかしくなった金正恩は、その生き残りのすべのひとつに拉致問題を選んだのであります。

これにまんまと嵌ったのが日本政府でありますが、北朝鮮にとって、ここに思わぬ助っ人が現れるのであります。

増え続ける餓死者になすすべもない北朝鮮に手を差し伸べたのは、イランであります。見返りは、北朝鮮の核開発技術であったことはまず間違いないのであります。

そして起こるのが、昨年の、米国など6カ国(米露中英仏独)とイランによるイラン核合意であります。

これは、経済制裁による資金不足に苦しんでいる北朝鮮とは対照的に、オイルマネーが潤沢にあるイランにとって、欧米による経済制裁がおよぼす政権基盤を揺るがす政情不安を回避するための、妥協の産物であったのであります。

しかしながら、このイランの妥協の産物には、裏があったのであります。

それこそが、今回の、北朝鮮の核ミサイルなのであります。

「おい、金正恩さんよ、ほんとに大丈夫なん?」

「もちろん、大丈夫ですとも。来年の春節には、必ずこれをお見せしましょう」

「これが成功すればイランは核ミサイル保有国の仲間入りができる。しっかり頼みますよ、正恩さん」

ってなわけで、今回は間違いなく北朝鮮は、核ミサイルを発射するのであります。

でありますから、以下のことが言えるのであります。

・今回は、人工衛星打上げとの事前通告は、ない。
・核ミサイル発射が成功した場合のみ、核ミサイル発射成功と公表する。
・核ミサイル発射成功条件は、太平洋上で核爆発に成功すること。
・失敗した場合は、従来どおり衛星打ち上げ発表。

以上、と言うことなのであります。

はてさて、いかなることになりますやら。 KAI

p.s.
補足でありますが、今月6日に行った、北朝鮮が水爆実験と称する核実験は、この核ミサイルの核弾頭の事前の爆発試験であったと考えれば、一連の流れが自然に理解できると思われます。