さて(暇なので)参議院選挙の予想でもしますか(3)

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今回の参議院選挙、天の配剤を象徴するような結果となったのであります。

改選(非改選・公示前)5/6civic_rights7/8産経7/9KAI7/16産経7/21結果
自民 66(56・122)→55→59→62→60→57(-5)
公明 11(14・25)→13→13→13→13→14(+1)
立民 9(15・24)→23→24→18→23→17(-1)
国民 8(15・23)→7→5→5→5→6(+1)
共産 8(6・14)→8→8→8→8→7(-1)
維新 7(6・13)→7→7→10→7→10(+-0)
社民 1(1・2)→1→0→0→1→1(+1)
諸派 2(0・2)→0→0→0→0→3(+3)
無所属 4(8・12)→0→8→8→7→9(+1)
合計 116(121・237)→123→124→124→124→124

(参考7/16産経【参院選】終盤情勢 与党、改選過半数を超える勢い維持 改憲勢力「3分の2」は割り込みも、2019.7.16 12:00

KAIは前回のエントリーで次のような内容のコメントをしたのであります。

残り3議席はもちろん自民なのでありますが、これ以外は、今回の参議院選、きわめて意外性に乏しい選挙であると、KAIは考えるのであります。

本来、自民が大敗し、この秋の消費税増税の中止となるのが理想であるのでありますが、自民の大敗はないのであります。

その結果の消費税増税決行、景気悪化、泥縄式の緊急経済対策も効果なく、一気に安倍政権に暗雲がたちこめる。
さて(暇なので)参議院選挙の予想でもしますか(2)、投稿日:2019年7月 9日

すなわち、自民党の59議席と言う予測に対して、プラス3議席と、KAIは予想したのでありますが、結果は見事に外れまして、59議席より更に少ない57議席となったのであります。

この意味するところはと申しあげますならば、まさに先ほど引用のKAIのコメントの通り消費税増税への影響なのであります。

つまり、KAIの予想でありますところの自民党62議席から57議席に減った5議席がどこへ行ったのか、と言うことでありまして、まわりまわってれいわ新撰組の比例2議席であると、ここにKAIは申しあげたいのであります。

そして、れいわ新撰組の公約のトップこそ、「消費税は廃止」であったのであります。

ここで今一度、KAIの前回のエントリーを引用するのでありますが、

ポイントは立憲の予想数であります。

産経では24議席となっているのでありますが、今現在の立憲の支持率を考慮いたしますならば、まずもってありえないと、KAIは考えるのであります。

よって産経より6議席少ない18議席と予想するのでありますが、ではこの6議席はどこにいくのかといいますと。

もちろんKAIは期待を持って、維新に3議席と考えるのであります。
さて(暇なので)参議院選挙の予想でもしますか(2)、投稿日:2019年7月 9日

そうです、ちまた予測されました立憲の議席数24は、自民党へではなく、維新への3議席は予想通り、あらたにれいわとN国民へ3議席が移って行ったのであります。

まさにこれこそ天の配剤であったのであります。

消費税増税を阻止するために実質的に影響力を持つ、政策実現政党維新と、発信強力政党れいわに、天は議席を与えたと、KAIは考えるのであります。

と言うことでありまして、立憲の予想議席数18を含めまして、今回のKAIの予想は7勝2敗、8割弱と最高の的中率であったのであります。

そして、なにより維新が10議席獲得しましたことは、まことにもって慶賀の至りであるのであります。おめでとう、維新。 KAI