新しいTVが我が家にやって来た(2)

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人は音で考えている?

新しいTVの、いわゆるユーザーインターフェイス(UI)に慣れるまで、これはしばらく時間がかかるようであります。

そして今回は、「音」についてであります。

以前にも言及したことがあると思うのでありますが、基本的にKAIはTVは音を消して視るのであります。

この理由はのちほど申し上げるといたしまして、新しいTVの音についてであります。

新しいTVの音は、これまでのアクオスに比べて、スピーカーが前面から背面の配置に変わったせいと思われるのでありますが、音がこもって聴こえるのであります。

ただこれはTV本体の性能の違いによるのではなく、背面の環境による反射のせいだと思うのでありますが、普段音を消して視聴するKAIにとって何の問題にもならないのであります。

むしろ、たまにではありますが、音楽番組など音を出して視聴していたのが、こもった音が耳触りがして、TVを新しくして以来、目覚ましの時以外、まったく音を出していないのであります。

この静寂の世界が、まったくもって快適なのであります。

ではなぜTVを点けているのかと言いますれば、それは「字幕」であります。

単に目がさみしい時に環境映像として流している時もあるのですが、視たい番組の時はこの「字幕」が必須なのであります。

文字から音へ

こんなときこそ、シンクロニシティが起きるのであります。

黙読中、脳は「声」を使っている

脳波を使った研究:黙読している時も、音を聞くための脳領域が動いていることが判明

・文字を見ると、ワンテンポ遅れて内なる声が響く
・精読するほど声は強くなり、流し読みでは機能しない

理解のために脳は自発的に内なる声を使う。黙読は視覚だけの作業ではない
Twitter(現X)、Nobuhiro Ariyoshi MD@AriyoshiMd、午後2:45 - 2025年12月23日

そうか、そう言うことであったのか、と完全理解したのであります。

なぜKAIがTVを音を消して視るのか、それはTVの音そのものが「邪魔」だからであります。

なんとKAIは、「字幕」でTVの音を聴いていたのであります。

同様のことが、TVを点けながらパソコンを使用して作業を行っている時も同じ事が起こっているのであります。

以前からパソコンでネットの記事を読んだりするときも、TVの音がうるさいと感じて音を消していたのでありますが、これも同じ理由、つまり画面の文字を読むのにTVの音が「邪魔」であったからであります。

音から文字へ

そして、もう一つのシンクロニシティであります。

これはスゴい質問。もしかすると、そもそもこの質問者さんの問いの意味が分かる人と分からない人がいるのではないかと疑っていますが、皆さん、いかがでしょうか?

私は最初、この問いの意味が呑み込めませんでした。より正確…
Twitter(現X)、Ryuichi Hotta@chariderryu、午後0:35 - 2025年12月28日

「漢字=スペリング」説について、ここで長々と説明することはできませんが、骨子のみ述べておきます。アルファベットという表音文字を組み合わせたスペリングという1つの固まった形は、現代英語においてはもはや音を介さずとも語を直接表わす点で表語文字的な機能を強く持っています。つまり役割が漢字に近いのです。ここでは分かりやすくするために敢えて極端な例を挙げますが、英語の略記である viz. を見て英語使用者は "namely" と読み解きます。これは漢字の「流石」を「さすが」と読むのと構造的に非常によく似ています。英語は表音文字をベースにしながらも、歴史の中で「漢字のような運用」を発達させてきた言語だと考えています。

関心のある方は、私の Voicy 「英語の語源が身につくラジオ (heldio)」より「#606. 英語のスペリングは漢字である」をお聴きいただき、そこから張られているリンク先の記事もお読みいただければと思います。

いずれにせよ、質問者さんと私は、アプローチこそ異なりますが「スペリングと漢字を似たもの同士として捉える」という点において、実は深い部分で共鳴しているのかもしれないのです。
日本語では、聞いて音が分かったが漢字の表記が分からない場合、とりあえず仮名で書くという方法をとることができますが・・、堀田隆一@rhotta、https://bit.ly/3PnXWQ3

人が、いまKAIがこの文章を書いているのと同じように、思ったり考えていたりすることを文章にするとき、それを心の中でつぶやくのであります。そのつぶやきの音を、引用の考察のごとくに該当する文字を想起し文章にしていると言えるのであります。

そして、この二つのシンクロニシティから得られる知見は、人は「音」を介して物事を理解し思考している、と言うことであります。(もちろん生まれながらの聴覚障害者にとっては異なるメカニズムと思われるのでありますが)

はてさて、今年はこれまでにしまして、みなさま良い年をお迎えください。 KAI