もう30年も前のお話。銀座にある初めて入った、とあるバーのカウンター越しに、1枚の写真が飾ってあったのであります。それが小樽の運河であることは、一目見てわかった。
バーのママの出身地だとかだったと思うのでありますが、KAI自身にとっては、大学生のころ、札幌に住む友人に案内してもらって、一度きりしか行ったことのない土地の風景だったのであります。
それでも、写真を見た瞬間、それが小樽とわかるのは、なんとも不思議な体験であったのであります。
昨日、このデジャブのような体験が、ネットの写真を目撃して、あったのであります。
問題の写真とは、こちらであります。
こちらは毎週末で、さきほどの小樽運河の時のように1回きりの体験の「風景」とは、明らかに違う。
しかしながらであります。毎週末のこととは言え、駐車場に入る直前に通り過ぎる、道路沿いのなんてことない普通の「風景」であります。スポーツクラブに通い続けて30年間、一度として意識して見たことのない、道路沿いの風景であったにもかかわらず、この風景を「無意識」の中で記憶していたと言うことなのか、件の写真を見た瞬間、ぴんとくるのであります。
もちろんこの文章冒頭に「瀬田アートトンネル」とあるから、これはまず間違いないのであります。
そして、引用した写真の記事の筆者、三谷宏治氏が書くのが、これまたシンクロニシティ、「無意識」がテーマであります。
さらには1980年代にベンジャミン・リベット博士らが行った一連の実験(*1)は、判断タイミングにおいて「無意識」→「意識」だということを示しました。
被験者に「いつでもいいから指を曲げて」と頼みます。被験者は、「今だ!」と思った(意識した)ときに、指を曲げます。意識してから指を動かすまで0.2秒。でもその0.35秒も前に、脳の無意識領域は必ず活動を始めていました。
(〜「超」日常からの発想、無意識が意識を支配する!? 最良の発想・判断への禅、逆ブレインストーミングと山手線)
今回は、いい機会であります。このKAIの考える「無意識」の世界について、あらためてここに引用してご説明させていただくのであります。
まずは最初の「引用」であります。
普段、私はB4サイズの原稿を収納できる書類ケースを毎日持ち歩いていますが、その中には、10種類以上の設計中のアプリケーションの仕様書が入っています。
一つ一つが未完了で、途中までしか記述されていません。
これを行く先々で開くのかと言えばそうではなく、ある日、突然、解決方法が見つかることがあって、それは自宅の場合もあるし、バーのカウンターの夢の中であったりするのですが、その時に必要になるからです。
一つのアプリケーション(の一部の機能)を設計する作業は、私の場合、すべて頭の中で行います。
この作業を人に説明するときによく使うのが、無重力空間に立体ジグソーパズルのピースが浮いていて、ある時突然全てがうまく組み合わさって、パズルが完成する、そう言った感覚です。
ですので、一度に、何種類ものパズルを頭の中に浮かべておくのは大変で、実際には、今は一つしか浮かべていません。作業を行うときに集中して思い浮かべるのですが、ピースの数が多いパズルほど、頭の中で展開するまで時間がかかります。ですからこういった連休中が、一番考え事をするのには最適なのです。
ところが、そうはうまく行かないのです。
全てがうまく組み合わさるという感覚がないと、全く一歩も前に進みません。
仕方がないのでこうやってBlogを書いているという、言い訳ですが(笑)。
ジグソーパズルが組み合わさるという感覚も、単に空間的に、と言うよりは、時空間上で、それぞれが繋がって、データや論理という水の流れが全てうまく流れていくと言った方がより適切です。
私は常々、ソフトウェアの世界は職人の世界ではなく工学(エンジニアリング)の世界だ、と言ってきましたが、果たして、今私のやっている作業を若い技術者に伝える方法があるのか、はなはだ疑問に思います。が、いつかはそれをやれるようにしたいという夢は捨てていません。
(アプリケーションを設計すると言うこと)
そして、この「問題解決」にとって重要なポイントは、当の「問題」を「自分自身」の問題とすることができるかどうかであります。
「他人」ではなく「自分」。「社会的問題」ではなく「個人的問題」。
一見、ビジネスモデルなんて言うと、社会的な問題をテーマにするかのような勘違いをしてしまいがちですが、まったく逆の思いっ切り個人が抱えている問題こそ、最良のテーマなんであります。
その理由は、簡単。
それは、自分が一番「知っている」からであります。
その問題の解決方法を今は知らなくても、いったいその問題がなんであるか、自分が一番よく知っている。ビジネスモデル構築において、これがきわめて重要なんであります。
起業において一番の問題は何か。いざ事業を始めて、一番の問題とは、「思ったとおりにならない」と言うことであります。
この時点で重要となるヒントが、実は自分自身無意識の中では、その問題の解決方法を「知っている」と言うこと。これを意識に顕在化させ、言葉にできるかどうかが、起業成功の成否を握っているんであります。
(オッカムの剃刀をビジネスモデルに適用する週末テニス)
そうではなく、あたかも「修行」のようなものでもって「問題」を「内在化」させる方法を身につけるのが、こちらのお話であります。
不動明王、すなわち、地球と言うわけであります。
前回までの言葉で言えば、「自分自身」がすなわち「地球」となるのであります。これは絶対に頭では理解できない世界であります。車や飛行機、あるいは客船で世界一周しても決して到達することのできない世界。
それは、例えば実際に月旅行で月の上に立ったことがある人間と、それをカメラでしか見たことのない人間の違いを考えれば、簡単にわかることであります。
自分自身が地球と一体になると、なにか超能力のようなものを得ることができるのかと言えば、そんなことは微塵もないのであります。
ただあるのは、地球と一体化したと言う事実のみ。
しかし、これがあらゆる問題となる局面において効いてくる。
すでに何度も書いているように、人が当事者と言う自分自身の問題の中に身体を置くことができれば、その問題に対する答えを自ずから知っていると言う真実であります。
地球と一体化するとは、人類の依って立つ地球と言う存在そのものが持つ問題に対する答えを知っていると言うことであります。
とは言え、だからと言って、この無意識の世界を意識下に顕在化させることが簡単にできるかと言えば、そうではない。
これを引き出す方法は、一つしかない。
「忍耐であり、寛容であり、慈愛」であります。
いみじくも、アースマラソン完走直後、インタビュアのもう一度挑戦するかとの質問に、「地球に失礼」と答えた寛平。この「敬虔」こそ、4万キロを完走したことの確かなる証明なんであります。
それでは、私たち「普通」の人間にとってこれは別世界かと言えば、そうではないのであります。
KAIにとって温泉で座禅を組む、砧公園の古木の中を走る、毎早朝の散歩道、すべての「地」と一体化することで、地球レベルではないけれど、その問題の答えを知ることができるのであります。
あとは、ひたすら「忍耐であり、寛容であり、慈愛」の中に、意識の中にこれを顕在化することができる。
(アースマラソンが教えてくれることのち週末テニス)
さて、この「無意識」の「ゲーム」における実践的応用編が、こちらであります。
錦織が、準々決勝でマーレーに敗退した理由を「体力」と言い訳した瞬間、錦織のランクトップテン入りも夢のまた夢と化したのであります。
ツォンガに、錦織が勝てた理由は、単にツォンガのミスが多すぎただけであります。別に錦織のレベルが上回ったわけでもなんでもないのであります。
あれだけツォンガがミスしても、フルセットでしか勝てなかったのは、いったいぜんたいなぜなのか?
錦織は、こう自分に問いかける必要があるのであります。こう問うことが、マーレー攻略に繋がる。しかし、これができなかった。この結果の、準々決勝敗退であったのであります。
ゲームに勝つための、絶対的な「直接的」方法などと言うものは、ない。ないけれども、絶対的「間接的」方法は存在するのであります。それが、「内省」と言うものなんであります。
しかも、この「内省」はただの内省ではないのであります。それは「連続的内省」であります。「不断」の内省なんであります。
(アプリケーション価値の時代を生きる)
錦織くんには、ぜひともこの、つい先日も取り上げた「内省」を習得して、ランクトップテン入りを目指していただきたいのであります。
この「内省」を、テニスと言う「ゲーム」に具体的にどう応用すればいいのか、これについてはぜひともこちらをお読みいただきたいのであります。
そのポイントは、二つ。
■ミスショットがきわめて少なくなるからエースでしか決まらない。
■エースを取るにはアンティシペーション外ししかない。
一番目は、トップレベルの選手同士の戦いですから、つまんないミスがきわめて少なくなるのは当然と言えば当然ではありますが、こうなってくるとポイントを得る方法はエースしかないのであります。
しかし、このエースも簡単には決まらない。
たとえばサービスエース。レシーバーを外に大きく追い出すサービスも、レシーバーがここに来ると予測していれば、逆にストレートのリターンエースで逆襲されてしまうのであります。
つまり、相手の予測(アンティシペーション)の裏の裏をかくショットの繰り返しでしかエースを取ることができないのであります。
(中略)
それにしてもこの「相性」、なぜ「三竦み」なのか。
それを説明するのが、勝負における「相性」とは「アンティシペーション」のことであると言う真実なんであります。
両方から見て「相性」がいいなどと言う相手は、いない。必ず「相性」が良い相手は、相手から見て「相性」が悪い相手となるのであります。
なぜか。
これを「アンティシペーション」すなわち「予測」で考えると、容易に理解ができるのであります。つまり、「相性」の良い相手は「予測」しやすい相手であり、「相性」の悪い相手は「予測」しにくい相手であると言うことなんであります。
更にもっと言えば、「相性」の良い相手には、相手の「予測」を外しやすいし、相手の「予測」を外すこと、すなわち「裏をかく」ことの難しい相手が「相性」が悪いとなるのであります。この「裏をかく」ことの難しい相手から見れば、相手が「裏をかく」ことを「予測」できると言うことでもあります。
これらのことを整理すると、この「予測」や「アンティシペーション」の意味が、「相手の気持ちがわかる」かどうかと強く関係していることに気付くのであります。
それも、頭で考えて「相手の気持ちがわかる」のではなく、無意識レベルで「相手の気持ちがわかる」かどうかがきわめて重要なんであります。
(全仏に学ぶ勝負の勝ち方あるいは「相性」の本質とは)
これは、勝ったと思った瞬間、「無意識」世界から「相手」の姿が消え失せたからであります。
最後の最後まで、「無意識」世界で戦い抜くこと。これが「勝利」の鉄則であります。 KAI
本日のテーマは、フェイスブックの上場と、その影響。
それが、このフェイスブック上場が、わが日本の若者の「起業家精神」復活の決定的契機となるのでありますが、この一見まるで無関係と思しき二つの事象のあいだに、なぜ荒唐無稽とも思われる関係がなりたつのか、これからこれをご説明させていただくのであります。
まずは、フェイスブック上場2日目にして、いきなりの株価下落であります。
[ニューヨーク 21日 ロイター] 21日の米国株式市場は急反発。S&P総合500種は7営業日ぶりに上昇した。ただ、前週末に上場したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手のフェイスブック
は急落し、公開価格を大幅に割り込んで取引を終えた。
(米株急反発、フェイスブックは公開価格を大幅に割り込む、2012年5月22日 7:20)
結論を申しあげますならば、フェイスブックは、この時価総額に見合う売上・利益を達成することのないまま、この株価低迷が常態化するのであります。
なぜそうなってしまうのかを説明するのが、こちらの記事であります。
しかしながら、Googleのミッションである「世界中の情報を整理する」という名のもとに生み出された AdWords/AdSenseが目指した広告の世界は、「適切なタイミングとユーザーの興味に応じた広告を出す」ことによって「広告」を「情報として有益なもの」にすることになったわけです。
つまり、「広告」そのもののが「悪」なのではない。
それぞれの人にとって、適切なタイミングで興味にあった「広告」を「出せないこと」が良くない、ということです。
ここ、本当に本質的な部分だと思います。
言い換えれば、誰かにとって良くない「広告」が、誰かにとって役に立つ「広告」だったりするってことですよ。
なので、現在のFbの広告について言えば、ソーシャルグラフがあるにもかかわらず、それらは「拡散」のためにしか使われないのであり、ターゲティングはデモグラフィックなことくらいしかできないわけで、それは結局のところ、レガシーな「メール広告」、オプトインメールやターゲティングメールと呼ばれるものを全然超えていないわけです。
なので、再びですが「コミュニケーションの場だから広告がスルーされる」なんて考え方は全然本質的ではありません。
そうではなく、Fb広告は、その広告の仕組みそのものが今のネット広告の潮流からすると非常に時代遅れで、ユーザーの興味関心とタイミングにマッチしてないからスルーされる、わけですよ。ここ非常に重要です。
(44%のフェイスブックユーザーは広告をクリック”したことが”ない、らしい??そしてGoogleの広告考を含めた考察。)
もちろんこれが、これだけの資金を得たわけでありますから、突然エクセレントな広告システムに生まれ変わる可能性はまだまだ十分に残されてはいるのでありますが、Googleの上場の時と違って、いわば片肺のまま飛び立った飛行機のようなものであります。
ジェットエンジンの推進力があがらなければ、やがて売上も会員数も下降線をたどることになるのは目に見えているのであります。
さて、今回のテーマのお話であります。
このフェイスブックの上場後の不振が、いかなる日本の「起業家精神」と繋がるのかであります。
と、その前にであります。
なんで、いま、日本の若者の「起業家精神」であるのか。このお話のきっかけとなる記事がこちらであります。
■ 人的資産以外の資産がない国として、どう生きるか?
巨額の国家債務の重みに耐えられない日本。人口が減少し、明らかに「ゼロ成長社会」に入った日本。技術革新が途絶え、大赤字を出し、絶滅に瀕しているエレクトロニクス産業。旧態依然とした寡占体制が担っている電力。政治を忘れ、政局が仕事と思っている政治家たち。これでは国がつぶれない方がおかしい。それでも「今日が回っているので、明日もきっと回るだろう」と大多数の日本国民は思っているのだろう。アメリカに生きていて、アメリカの中でも廃墟になった街の数々を目にする私が、故国の人に言えるのは、「そんなことはないですよ。デトロイトに行ってごらんなさい」ということだ。今の日本の状況は、破綻に瀕している欧州の国と比べても、決して良いとは言えないのである。今生まれ変わろうとしないなら、廃墟となったデトロイトのようになって行くことだろう。
戦後の日本は起業家に溢れていた。何もかも失った戦後の焼け野原から、幾つもの新企業、産業が生まれた。商人は日本製品を世界中で売った。一人でも多くの顧客を得ようと必死だった。日本人よ、もう一度その起業家精神を取り戻して欲しい。そのためにはイスラエルの人々と一緒に働いてみることは、大いに役立つであろう。本書を読み、「人的資産以外の資産が無い『もう一つの国』」の生き方を学び、今自分たちが何をすることが大切なのかを、是非考えていただきたいと望むものである。
(今、生まれ変わろうとしないなら、日本は廃墟となったデトロイトのようになっていく。 『アップル、グーグル、マイクロソフトはなぜ、イスラエル企業を欲しがるのか?』書評)
これがいけいけどんどんの時代を経て、みな年寄りになってしまった。
ふたたび若者の頭を、この年寄り連中が遮っているのであります。
ですから、ソフトバンクのように、年寄りの代表NTTの陰湿な妨害に打ち勝って初めて、ベンチャーは大きくなることができるのであります。
そして、この「年寄り」と同じ存在となったのが、IBM、マイクロソフト、グーグルと、今回のフェイスブックなどといった米国企業の存在であったのであります。
YAHOO!ジャパンもそうでありますが、日本の企業は、常に彼らと直接的に戦う道ではなく、彼らの「ルール」を受け入れ、ずっとこの中で共存する道を選んできたのであります。
みなさんには、こういった「環境」において「起業家精神」なるものが、いかなるものになるのか。ぜひとも、これをお考えいただきたいのであります。つまり、戦う前から、その「気力」が失せるのであります。
これが理由かどうかはしらないのでありますが、世界で戦うその前からして、田中社長も、笠原社長も、自己保身に走るわけであります。
端から戦う前から、負けているのであります。
この状況に、「コペルニクス」的転換の契機となるのが、「フェイスブックの失敗」であります。
日本のエレクトロニクス産業同様、日本の技術力には、なんら見劣りするものはないのであります。ただ、少し、ほんの少しだけ足りないのが、この「壁」すなわち「システム」と戦う、そう言う「意志」だけだったのであります。
「エクセレントな広告システム」さえあれば、いつでもフェイスブックを打ち負かして勝てるのであります。
楽天の「意志」に同意できないKAIにとっては、あまりうれしい話ではないのでありますけれども、日本の起業家精神を鼓舞するのが、こちらのお話であります。
以前、僕はFacebook上でだが、
Pinterestはユーザーがつくるショウウィンドウになってくるのではないか?
と書き込んだことがあるのだけれど、楽天の狙いはそこにあるのかも。
以下に紹介する、Fancyを見てもらえばわかりやすいのだが、店舗や制作者が自分たちで作った商品を、それこそ自分たちが思うような魅力的な写真をアップし、その写真から購入までつなげてしまうプラットフォーム(=つまり無店舗!ここは楽天にとって最大の思考チェンジ)が生まれてきているのであり、かつ、ユーザーたちはその写真をPinterest上のBoardにPin Upしていく(=ウィッシュリスト化)だけでなく、それらをつながっている人々にシェアしていくという、オーガニックな商品販促プラットフォームともなってきている。だから、ユーザーが作る”ソーシャルショウウィンドウ”というものになっていくだろう。
(楽天 + Pinterest = Social Show Window 化とコマースの新しいカタチ。Rakuten+Pinterest: New style of online commerce is a “Social Show Window”)
あるいはまた、こちらもおおいなるヒントになるのであります。
■主流となるインタレストグラフ?
こういう状況から一つ結論を導くとすれが、当面日本で一番繁盛するであろうSNSは、インタレストグラフ、すなわち、何らかのものやサービス/活動等に対する好き嫌いや関係をベースに人を繋げるタイプものになると考えられることだ。裸の自我が揉み合ったりするようなタイプ、リアルの人間関係を持ち込むタイプ等は、何らかの役割を持って機能することはあっても、メンバーの人間関係維持が難しくて長続きしない可能性が高い。むしろ、ものやサービス、場合によっては何らの消費活動等をベースに、個々のインタレストを繋がりのきっかけとし、自我の衝突や人間関係の門をくぐらずに、『インタレスト』の原泉が持つ奥深い価値を共有できるように設計されたSNSがあれば、それが一番『持続可能なSNS』になっていくだろう。そのように考えれば、エイベック研究所の代表取締役である、武田隆氏が、評判になっている自著*4等で説く、『企業サイトによる、その企業の提供する価値に共感するユーザーとの交流』が成功するケースが出て来ているという指摘も理解しやすいのではないか。日本ではまさにこれからSNSの次のステージが開幕するように思えてならない。
(先行指標としてのFacebookに見る日本のSNSの第二幕)
そして、フェイスブックで日本はお仕舞いと、したり顔で言う「年寄り」たちを、彼らが一掃してくれるのであります。
そうです、いま、「ゲーム」は始まったばかりであります。 KAI
村井愛子氏が、なかなか興味深い記事を書いておられるのであります。
インサイトについては「ビジネス・インサイト」という必読の書がありますが、こちらのサイトに内容が分かりやすく要約されています。
要は“対象となる顧客に内在化し、いくつかの断片的な事実あるいは断片的な理論から、「意味ある全体像」を描き出す”ことです。リンク先では、本の中でも主題として語られるポランニーの暗黙知を用いて説明しています。
(中略)
ではインサイトの場合はどうするのか。対象物に内在化するので、徹底的に若年層の気持ちになるのです。若年層が興味がある物を見て、使っている物を使う。私の知り合いのマーケターの方は、若者に1日動向させてもらって普通に過ごしてもらう(その間一切質問はしない)ということをしていました。その内在化しているプロセスの中で、ふとひらめいきが生まれて、様々な事象が繋がり、新しいフレームワークが生まれる瞬間がやってくるのです。
(インサイトとの重要性〜上からのビジネス、下からのビジネス〜)
ここで「内省」について、少々ご説明するのでありますけれども、この言葉に対する世間のみなさまの一般的理解は、むしろこちらであります。
今回は、昨年末からカヤックで局所的にはやっている「リフレクション
というキーワードについて書いてみたいと思います。リフレクションは日本語では「内省」などと訳されます。内省は、簡単に言うなら自分の考えや行動などを深くかえりみることです。それは人間として、あるいは仕事をしていく上で、成長するために欠かせないものです。自分の感情が動いたとき(喜怒哀楽)、なぜそのように感情が動いたのかを逃げずに見つめることで、自分という人間への理解が進み、成長が促進されるからです。
(カヤック社内でブームの「リフレクション会議」とは〜素晴らしい体験も内省によって価値が高まるんです)
ですので、この「内省」は、「自分自身の問題」、「当事者意識」、「内なるものと外なるもの」、「内在性と外在性」、「予知能力」といった、「正統性」思想における重要な概念であるこれらの言葉すべてと直接的に繋がっているのであります。
【ベルリン=宮下日出男】総選挙後の混乱が続くギリシャで、パプリアス大統領は15日、組閣に向けた最後の調停のため主要政党の党首らと会談したが、物別れに終わった。会談後、大統領報道官は再選挙実施が確定したと述べた。総選挙後9日間続けられた政権樹立への試みが失敗した。再選挙は6月17日に行われる見通しだ。
再選挙では、反緊縮派の第2党、急進左派連合が第1党に躍り出る可能性が高い。再選挙までの政治空白や同党主導の政権樹立は、ギリシャの「ユーロ離脱」に対する懸念を一層高め、欧州債務危機の一段の深刻化を招く恐れが強い。
(ギリシャ再選挙へ 大統領の調停失敗 組閣を断念、2012.5.15 23:15)
そして、これはギリシャ以外の、特にドイツやフランスの国民にとっても、今後を占う重要な契機となる「事件」となっていくのであります。
これを理解するのにヒントとなるのが、この広瀬隆雄氏の記事であります。
欧州財政危機問題に関して、ヨーロッパのリーダー達に、コペルニクス的な発想の転換が、今、起きています。
その結果、デカい事が発表される可能性があります。それらは:
1.欧州中央銀行(ECB)による利下げ、ならびにLTRO3
2.欧州安定化債の発行
3.ドイツ労組の賃上げ
です。
(ヨーロッパのリーダー達にコペルニクス的な発想の転換が、今、起こっている、2012年05月15日 01:07)
これが、今回のギリシャの「再選挙」確定で、一瞬にして切り替わったのであります。
まるで、太陽の極磁場反転と同じであります。
つまり、いまや、ドイツ国民もフランス国民も、一夜にして、「反緊縮」が「自分自身の問題」と化したのであります。
村井愛子氏が書くところの「新しいフレームワークが生まれる瞬間」であります。
ここでご注意いただきたいのは、今回のギリシャの再選挙が、ユーロ圏からの離脱の国民投票となるとの「見解」の「間違い」であります。
なにもギリシャ国民は、ユーロ圏からの「離脱」など望んではおらず、彼らの気持ちは「反緊縮」の一点にあるのであります。
そして、これがフランスの国民、ドイツの国民に、一瞬にして「伝播」したと言うのが、今回の「事件」の「真実」であります。
たびかさなる「緊縮」をいくらくりかえしてみても、ドイツ以外どの国の税収も改善しない以上、「緊縮」ではなく「経済成長」しかないよね、と言うコンセンサスが、瞬時に「形成」されたのであります。このメカニズムこそ、欧州各国国民の「インサイト」が機能した瞬間であったのであります。
ですから、これからユーロ圏でなにが起こっていくかと申しあげますならば、広瀬隆雄氏ご指摘のとおり、ドイツの大幅な妥協であり、ユーロ圏全体のインフレ率へのコミットと言う「メッセージ」の発信であります。
これが、「正統性」思想的、欧州危機問題の今後の見通しであります。 KAI
いよいよ、ミクシィ身売りのお話であります。
この話をきくにつけ、思うのは、グリーの田中社長が、かの村上ファンド、村上世彰(むらかみよしあき)氏に財産保全の相談をしたとの噂であります。
まったくもって、これがねもはもない、ふとどききわまりない、そういったお話だけであるなら、KAI的には、なんら問題はないのでありますが、KAIの「予知能力」的世界では、この「ウワサ」通りの展開なんであります。
ミクシィ笠原社長も、まずもって間違いなく、「同類」であります。
もちろん、ここで、この日本の若きベンチャー経営者たちの「堕落」について、言及する必要があるのでありますが、所詮彼らはこの「程度」の男たちであります。
Facebookのザッカーバーグと、笠原社長、田中社長と、いったい何がどう違うのかであります。
マーク・ザッカーバーグからの手紙
フェイスブックはもともと、会社を作るために始めたサービスではありません。「世界をよりオープン(開かれたもの)にして人びとの結びつきを強める」というソーシャル(社会的)な使命をなし遂げるために、作られたものです。
(企業文化は「ハッカーウエー」、速く・大胆に・オープンであれ、フェイスブック上場へ、ザッカーバーグCEO「株主への手紙」、2012/2/2 17:38)
「メッセージ」とは、「意志」であります。
これは、「正統性」思想とは−−ビジネスの正統性の中で議論したとおりなんでありますが、小倉昌男と言う経営者の「意志」がまず先にあって、すべての「大気」の「流れ」が、この小倉昌男の「意志」を中心に集まっていくのであります。
竹中平蔵の言う市場に向けた「メッセージ」も、しかりであります。
しかしながら、これが、まったくもって理解だにしようとしないのが、白川日銀総裁(とその他「システム」側多数)であります。
■為替レートは金融政策で決まるのか
こうした中、為替市場では各国の金融緩和策に注目が集まっている。既に先進各国の政策金利は「ほぼゼロ%」まで下がっているので、市場では所謂「金融の量的緩和策」に注目している。「量的緩和」の度合いを測る指標として、市場では「マネタリーベース(注1)」を見ており、国会でも日銀に対し「米国に比べるとマネタリーベースの増やし方が少ない」などの意見が出ている。
しかし各国の為替レートは、必ずしもマネタリーベースで決まっているわけではない。確かに、リーマンショック以降で見ると、米国のマネタリーベースの残高は3倍ほどに増加している一方で、日本は3割程度しか増えておらず、この間、円は対ドルで大幅に高くなっている。だが2006年の動きを見ると、日本のマネタリーベースの残高が、1年間で2割ほど急減(この間、米国のマネタリーベースには変化なし)していたにもかかわらず、円は対ドルで安くなっていた。
(確かに『金融政策だけでは経済は正常化しない』のだが……)
しかし、経済とは、そんな「単純」なものではないと言うのが、これまた世間の「常識」なんであります。
ことの「真実」は、こうであります。
「為替」は、「マネタリーベース」と言う「事実」で動くのではない。
「為替」と「景気」は、「メッセージ」すなわち「意志」で動くのである。
そして、この「未来」を左右するのが「メッセージ」であり「意志」であります。
日銀にとって、マネタリーベースと言う「事実」など、まったくもって意味をもっていない。意味があるのは、「デフレ脱却」ないし「インフレ率」へのコミットであります。
そうです、単に、「コミット」するだけでいい。
「コミット」と「事実」は、天と地ほどの開きがあることを、白川くんは、理解できない。
いや、実は、理解はしているけれども、ただ単に、ただ「コミット」できないだけであると。
これ以上の議論は、「システム」側のプロパガンダに加担するだけになりますので、差し控えさせていただくのでありますが、こうした考察を進めれば進めるだけ、まるで足裏の「水虫」かごとくに、皮膚の奥深くまでに根深く「事実」、「前任踏襲」がはびこっていると言う、これまたこれでこの「事実」に愕然、驚愕するしか他にないのであります。 KAI
さて、太陽の「異変」ばかりに気を取られているうちに、こちらはやりたい放題であります。
例によって、専門家による委員会を設立し今回の値上げが適正か否か審査させると言っているが、こんなものは「言い訳」、「茶番」に過ぎない。
何時もの様に役所のシナリを通りに発言してくれる、所謂学識経験者とやらを何人か集め、会議を開催したと言う「アリバイ」を作る作業に過ぎない。
学識経験者とやらには「小遣い」、「御駄賃」が与えられる訳であるが、これも原資は「税」である。それにしても、役所と言うのは何故「税」の無駄使いに悪知恵がこうまで働くのであろうか?
私がそう考えるのは極めて単純な理由に依るものである。値上げが妥当か否かは、先に提出された家庭用電気料金の値上げを含む「総合特別事業計画」の取り扱い如何に依る。そして、産経新聞の記事を読む限り、枝野経済産業相は既に認定済みとの事である。
(東京電力が家庭用電気料金を7月から平均10.28%値上する、山口 巌)
「正統性」思想で、ものごとをとらえる場合の時間的スパンは、最低1、2年は必要とするのであります。
今回の場合も、確かに、東電が「存続」し、電気代が「値上げ」になるのであります。
しかし、大きな「大気」の流れから考えれば、やがて東電は「破綻処理」され、「値上げ」も撤回されざるを得ないのであります。
もちろん、これは「橋下政権」によって実現するのでありまして、逆に私たちは、「橋下政権」の実現、これ一点に集中することが肝要なんであります。
すなわち、いまあるあらゆる困難は、「橋下政権」でしか克服することができないのであります。ですから、それまでは、「システム」側のプロパガンダに付き合うだけムダと言うものであり、彼らにやりたいだけやらせればいいのであります。
日本郵政の斎藤次郎社長は、高コスト体質の是正に向け、賃金や職種の体系を見直す考えを示した。主なやりとりは次の通り。【聞き手・種市房子】
−−日本郵政の株式上場に向けて、グループの今後の見通しは。
◆上場には最低2年はかかる。高い値段で株を売るために、今年中に中期ビジョンを出したい。「総合生活支援企業グループ」と題して、住民が生まれた時から死ぬまで生活密着サービスを提供することを目指す。
−−金融の新規事業の展開は。
◆既存の金融機関を圧迫しないものをやりたい。地方の信用金庫や信用組合との協調融資もいい。全国一律とはいかないだろうが、信金・信組に働きかけたい。個人・中小企業向けの貸し付けや住宅ローンの道も探りたい。
−−かんぽの新規業務は。
◆第一に学資保険の見直しだ。子供の死亡保険金の比重を落として、保険料を見直したい。また、現在は養老保険の特約として医療保険を売っている。これを切り離して独立商品として売り出したい。ただ、がん保険は特殊なので、それ以外の医療保険をやりたい。がん保険についてはTPP(環太平洋パートナーシップ協定)のこともあるし、アフラックが市場を握っており太刀打ちできない。うちがやってもうまくいくか分からない。諦めたわけではないが、当面は難しい。
−−グループ従業員は正規雇用24万人、非正規雇用20万人に上り、「高コスト体質」との批判もあります。
◆うちの給与体系は国営時代から変わっておらず、勤続年数が高いと(賃金の高さを示す)カーブが上がる。(年功部分の給与水準を下げるなどして)カーブをなだらかにし、業績手当として頑張った社員に報いる財源に充てるのが基本的な考えだ。それに加えて、正規社員と非正規社員だけではなく、正規社員に新しい職種を作る。将来もあまり給与が上がらないが、転勤がなく定型的な作業の職種だ。これで非正規社員も吸収できるし、経営負担も軽減できる。まずは郵便事業と郵便局で実施したい。将来的には大きな改革になるだろう。
(日本郵政:高コスト体質是正へ 斎藤社長一問一答、毎日新聞、2012年05月08日、22時57分)
念願の改正郵政民営化法が叶ったと言うのに、悩みは深いのであります。(写真の人相がますます悪くなっている)
KAIに言わせれば、こうして「苦しむだけ苦しめばいい」のであります。
「正統性」のないことをやろうとする人間の、生き地獄を味わうだけあじわっていただきたいと、切に願うのであります。
と、いけない、いけない。寛容と慈愛の精神を、忘れてはいけません。
そして、「システム」側との、最終戦争。
長崎市長射殺事件(ながさきしちょうしゃさつじけん)は、2007年4月17日に伊藤一長長崎市長がJR長崎駅近くの歩道で山口組系暴力団幹部の男に銃撃され、死亡した事件である。
(長崎市長射殺事件、Wikipedia)
これが、いかなる理路で懸念されるのか、この詳細なるご説明はまたの機会とさせていただきますけれども、他に方法がなくなったときの最終手段であります。公安当局には、市長といえども、くれぐれも手抜きなきよう厳重警護を要請するものであります。 KAI
本日も、竜巻、落雷が続くのであります。
常識的に考えても、これは「天変地異」と言っても決しておかしくはない「異変」であります。
そして、またまた先日レポートしました太陽の極磁場反転に続く、太陽の「異変」であります。
米航空宇宙局(NASA)によると、太陽の表面に地球の直径の10倍もの幅がある巨大な黒点群が9日までに観測された。周辺では比較的大きな規模の爆発現象「太陽フレア」が7回発生。この影響で、地球でオーロラが観測される可能性があるという。
黒点群は5日に太陽の左端で見つかった後、自転に合わせてゆっくりと移動。肉眼でも識別可能で、NASAは大きさを「モンスター級」と表現している。
専門家は、天体望遠鏡などを使って観測する場合は「絶対に直接目で見ないように」と注意を呼びかけている。
黒点は、磁場の影響で太陽のガスの対流が妨げられてできると考えられており、温度が4千度と、通常の太陽表面温度の6千度に比べて低いため暗く見える。太陽活動とも密接な関係があり、活発になると黒点が増えるとされる。(共同)
(太陽活動が活発化? 地球の10倍もの黒点群 爆発現象が7回発生、2012.5.10 11:15)
これで地球環境はもちろんのこと、地球生命が甚大なる影響を受けないはずがないのであります。
懸念していた飛行機事故ですが、昨日インドネシアで40名超が乗る飛行機が消息不明となる事故が発生しているのであります。調べてみたところ、すでにこの2、3カ月の間に飛行機事故は立て続けに起きているようであります。
インタファクス通信によると、ロシアのシベリア西部チュメニ州の州都チュメニ郊外で2日朝、乗客乗員約40人が搭乗したロシアの航空会社「ユーテイル」のプロペラ旅客機ATR72が墜落し、非常事態省は29人の死亡を確認した。負傷者14人が救助されたという。
ユーテイルが2日発表した乗客39人と乗員4人の搭乗者名簿に日本人らしき名前はない。
旅客機は現地時間の午前7時半(日本時間午前10時半)すぎ、チュメニから西シベリアのハントゥイマンシースク自治管区のスルグトに向かって飛び立ったが、離陸2分後に交信が途絶えたという。ロシア治安当局者によると、墜落地点はチュメニ郊外約35キロ地点とみられる。(共同)
(シベリア西部で旅客機墜落 29人死亡、43人が搭乗、2012.4.2 14:25)
パキスタンの地元メディアによると、首都イスラマバード近郊のイスラマバード国際空港近くで20日、旅客機のボーイング737が墜落した。在パキスタン日本大使館によると、日本人が乗っていたという情報はない。
事故の詳細は不明だが、乗客約120人が乗っていた。目撃者によると、機体は民家に突っ込み炎上しており、死傷者が多数出ているとみられる。墜落当時、イスラマバード周辺は雷雨に見舞われていた。
墜落したのは民間のボジャ航空の旅客機で、南部カラチからイスラマバード国際空港に向かっていたという。ボジャ航空は1990年代に一時運航を中断しており、今回が再開後初めての便だったとの情報もある。
同空港によると20日午後6時40分ごろ、この旅客機との通信が途絶えたという。(共同)
(パキスタン、墜落旅客機は120人乗り、住宅に突っ込み炎上、2012.4.21 00:19)
インドネシア運輸省当局者によると、ロシアが開発した旅客機「スホイ・スーパージェット(SSJ)100」が9日午後、インドネシア・ジャワ島の西ジャワ州ボゴール付近を飛行中に消息を絶った。ロシア人8人を含む46人が乗っていたという。搭乗者は44人との情報もある。
在インドネシア日本大使館によると、日本人が搭乗していたとの情報はない。
運輸省当局者らによると、同機は9日午後2時(日本時間午後4時)ごろ、首都ジャカルタのハリム空港を離陸し、約50分間飛行して同空港に戻る予定だった。離陸後、高度約6千フィート(約1830メートル)でボゴール付近を飛行しているのがレーダーで確認された後、消息を絶った。
SSJ100は、ソ連崩壊後、初めてロシアで開発された中距離旅客機で「ロシア産業再建のシンボル」と期待されている。今回はSSJ100の宣伝キャンペーンのデモ飛行で、インドネシアの航空会社関係者や同国メディアの記者らが搭乗していたという。(共同)
(ロシア開発旅客機が消息絶つ インドネシア、40人超搭乗、2012.5.9 21:05)
そして、こんなときに役に立つのが、ウチダ先生がよく言う「なんだか『厭なこと』が起こりそうな気分」であります。
でも、いちばん生き延びる確率が高いのは、「今日はなんだかスタジアムに行くと『厭なこと』が起こりそうな気がするから行かない」と言って、予定をキャンセルして、家でふとんをかぶっている人間である。
WTCテロの日も、「なんだか『厭なこと』が起こりそうな気分がした」のでビルを離れた人が何人もいた。
彼らがなぜ危機を回避できたのかをエビデンス・ベースで示すことは誰にもできない。
「ただの偶然だ。理屈をつけるな」と眼を三角にして怒る人がいるけれど、そういう人には「そうですよね」と言ってお引き取り願うしかない。
けれども、「どうして私だけが生き残ったのか、理由がわからない」ということは、よくある。その場合に「単なる偶然である」と言って済ませることのできる人はきわめて少ない。
ほとんどの人は「自分だけが生き残った理由」について考える。
(弁慶のデインジャー対応について)
ものごとを前頭葉ではないところで「知覚」する。
ほんの些細な、「論理」と「知覚」、このバランスがとれるかどうかの違いが、最終的なあなたの生存確率を、飛躍的に高めることになるのであります。 KAI
もう、この太陽の極磁場反転の影響以外には考えられないと言うのが、この「過激化」する気象被害であります。
6日午後、茨城県つくば市など関東の広い範囲で竜巻や落雷などによる被害が相次ぎ、竜巻で中学生1人が死亡し落雷で2人が重体となっているほか、合わせて41人がけがをしました。この竜巻などで、住宅の屋根が飛ばされるなど少なくとも490棟以上の住宅に被害が出ています。
(関東で竜巻1人死亡40人けが、5月6日 19時24分)
この現象は、KAIの記憶をたどってみても、昨年までとはうってかわって明らかに異なる状況になっていると思うのであります。
そして、引き続き、交通事故のニュースが絶えないのであります。
宇都宮市で信号待ちをしていた路線バスに後ろから走ってきた別の路線バスが追突し、乗客と運転手、合わせて18人がけがをしました。
1日正午ごろ、宇都宮市花房3丁目の国道119号線で、赤信号で止まっていた関東自動車の路線バスに、後ろから走って来た同じ会社の路線バスが追突しました。
警察によりますと、この事故で双方のバスに乗っていた乗客17人が軽いけがをしました。
また、追突したバスの53歳の運転手が左膝の骨を折るなどのけがをしました。
現場の近くに住む男性は、「ゴツンという大きな音がして、外に出たらバスがぶつかっていた。複数の乗客がけがをしていた」と話していました。
現場は片側2車線の国道の交差点で、国道の歩道寄りの車線で先頭で信号待ちをしていた路線バスに、もう1台のバスが追突したということで、警察が事故の原因を調べています。
(路線バスが追突事故 18人けが、5月1日 21時23分)
3日朝早く、千葉市稲毛区の交差点で路線バスと乗用車が衝突し、バスの乗客や乗用車に乗っていた男性、合わせて10人がけがをして病院で手当てを受けています。
3日午前5時50分ごろ、千葉市稲毛区長沼原町の交差点で京成バスの路線バスと乗用車が衝突しました。
警察や消防によりますと、この事故で、バスの乗客8人とバスの運転手、それに乗用車を運転していた男性の合わせて10人がけがをして、病院に搬送され手当てを受けています。
警察によりますと、10人はいずれも意識があり、命に別状はないということです。
現場はJR稲毛駅から北東に4キロほど離れたところで、信号のある県道の交差点です。
警察は事故の状況や原因を調べています。
(千葉 バス事故で10人けが、5月3日 7時16分)
イタリア北部で、高速道路を走行中のバスが用水路に転落して5人が死亡、18人がけがをし、地元のメディアは「運転手の居眠りが事故の原因の可能性がある」と伝えています。
事故が起きたのは、イタリア北部パドバの高速道路で、5日朝、貸し切りバスが道路脇のガードレールを突き破って高速道路の下を流れていた用水路に転落しました。
バスには乗客と運転手の合わせて24人が乗っており、地元の警察によりますと、この事故で、これまでに5人が死亡し、18人がけがをしたということです。
現地からの映像には、激しく壊れたバスの車体や、用水路からバスをつり上げるため、ヘリコプターが現場で待機する様子が映っています。
このバスは、前日の深夜に首都ローマ近郊の街を出発して北部のベネチアに向かう途中で、事故が起きた時点では400キロ以上走行していたということです。
警察によりますと、現場は緩やかなカーブで事故が起きやすい場所ではなかったということで、イタリアのANSA通信は「運転手の居眠りが事故の原因の可能性がある」と伝えています。
(イタリアでバス事故 5人死亡、5月6日 5時46分)
すなわち、バスには、多くの乗客がいるのであります。この乗客たちが「アンテナ」となったと、KAIは、考えているのであります。
地磁気異常の「アンテナ」となって、これを「増幅」して、バスの運転手に影響を与えた。KAIは、こう考えているのであります。
バスではありませんが、京都亀岡の事故でも、居眠りをしていたのは無免許で運転していた少年だけではなかったのであります。同乗していた少年たち全員も、完全に眠り込んでいて、事故が起こったとき何が起きたか、まるで意識がなかったのであります。
もちろん居眠りだけではない。
宇都宮、稲毛、いずれも早朝、昼間の事故。ベテラン?のバスの運転手が、追突したり、信号無視など普通に考えればあり得ない。このあり得ないことが立て続けに起きているのであります。稲毛の出会い頭の信号無視が乗用車かもしれないけれど、どちらかの運転手にせよなぜ「信号無視」をしてしまったのか。
ここにもまた、「意識がとぶ」と言う不可解な現象があるのであります。
そして、これは先の「過激化」する気象現象とも無縁ではない。
生命現象にも、物理現象にも、「閾値(いきち)」と言う概念があるのであります。
この閾値が低くなって、「一線」を簡単に超えてしまう結果、「凶暴化」したり「無意識」の顕在化が起こるのであります。
これが、自然現象なら、普段であればなんでもない豪雨が、「凶暴化」する。
人間の精神状況なら、強烈な睡魔と言うかたちで、「意識」することや「視覚」の「拒絶」であり、まさにこれらは「大気の反逆」とも言えるのであります。
さて、私たちはこれから更に考えなければいけないのであります。
この「大気の反逆」に、いかに立ち向かえばいいのか。
しばらく、これをKAIは考え続けるのであります。 KAI
(追記)このお話も、ひょっとして繋がっているのかもしれない。備忘のためにメモしておくのであります。
27日午前、米ニューヨークからラスベガスに向かっていた旅客機の機長が暴れ出し、テキサス州アマリロに緊急着陸する事態となった。米メディアによると、機長は機内の通路を走りながら、「爆弾がある」「(覚悟をして)祈り始めろ」などと叫んでいたが、乗客らが取り押さえた。
問題が起きたのは、乗客135人と乗員5人を乗せた、米格安航空会社ジェットブルーの旅客機。米連邦航空局(FAA)によると、機長が不審な行動を取っていたため、副操縦士が不安になり、機長がコックピットから離れた時に内側から施錠した。機長は再び入室しようとドアをたたき始め、取り押さえられたという。ジェットブルー社は、機長が病気になった結果、緊急着陸をした、とする発表文を出した。機長は着陸後に身柄を拘束され、病院に搬送された。病名などは明らかになっていない。
地元紙が伝えた乗客の話によると、機長は機体後部に行ってから、「イラク」「アルカイダ」「テロ」などと叫びながら通路を走り始めた。乗客として偶然乗っていた操縦士がコックピットに入り、副操縦士とともに緊急着陸させたという。(ワシントン=中井大助)
(機長が暴れ出し米機緊急着陸 「テロ」「爆弾」叫び走る、朝日新聞デジタル、2012年3月28日10時36分)
このところの連続する悲惨な交通事故の原因は、これだと思うのであります。
国立天文台と理化学研究所の研究者を中心とした国際研究チームは、太陽観測衛星「ひので」に搭載された可視光・磁場望遠鏡により、太陽極域の磁場観測を定期的に行ってきました。このたび、極域磁場の極性が予想より早く反転しつつあることを世界で初めて捉えました。
現在、太陽活動は極小期を過ぎ、やや上昇してきています。太陽の南北両極の極性は、2013年5月に予想される太陽活動極大期にほぼ同時に反転すると予想されていました。ところが、2012年1月の「ひので」による観測で、予想される時期より約1年早く北極磁場がほぼゼロ近くになっていることが発見されました。現在太陽の北極域では、逆極性の磁場が大規模に消滅しつつあり、太陽の北極磁場がまもなく反転すると予想されます。一方、南極は安定しており、極性反転の兆候がほとんどみられていません。これらの研究成果は、これまでの太陽極域磁場の極性反転過程に対する認識に変更を迫る、極めて重要な結果です。
(太陽観測衛星「ひので」、太陽極域磁場の反転を捉えた)
ペルー北部の浜辺でペリカンが大量死しているのが見つかり、政府当局は30日までに原因究明に乗り出した。地元メディアによると、見つかった死骸は1200羽以上。同国北部の浜辺では2月以降、死んだイルカ約900頭が相次いで発見されており、原因をめぐり議論になっている。
当局はウイルスが原因でイルカが大量死したとみて調査を続けており、ペリカンも同種のウイルスに感染したとの見方を示している。一方、環境保護団体は沿岸での石油試掘による振動や大きな音がイルカの死に影響したと主張している。
ペリカンの死骸は北部の約200キロにわたる海岸に打ち上げられたといい、いずれも死後数日以内とみられる。カツオドリやアシカの死骸も見つかったという。
(今度はペリカン大量死 ペルーの浜、イルカに続き)
イルカの行動圏
イルカの行動範囲は大変広いものです。沖合にいるイルカは一般的に毎日の移動距離も長く、スジイルカ類で平均55km、最高165kmです。イルカは毎日たくさん泳いでいるのですね。
イルカたちには人間のように国境がありません。地図もありません。どうして迷わずにいられるのでしょう。
それは、地球磁場(*)を利用して、自分のいる位置がだいたいわかるからだと言われています。渡り鳥も地球の磁場を利用して、広い空を移動しています。(*)地球は大きな電磁石のようなものです。磁石の周りには磁力が働きますが、そのような空間を磁場と言います。多くの生物は、地球が持つ磁気(地磁気)を感じることができます。クジラやイルカ、ウミガメなどの海生動物や渡り鳥は、地磁気によって方向を定めて行動しています。コンパスの針が南北をさすのも、地磁気のせいです。私たちもコンパスを使って地磁気で方向を定めていますね。地磁気は、絶えず変化していますが、磁気嵐やオーロラが発生した時は、特に激しく変化します。
(イルカはどんな動物なの?)
これが、人間に対しては、いかなる影響を及ぼしているのか。
Q11.地磁気は生物に影響を与えますか?
A11.
宇宙飛行士が無重力の中で長く生活していると,骨のカルシウムが失われていくそうです。私達の体は環境変化に伴い,思わぬ変化を引き起こすもののようです。
地球は,地磁気という磁場環境で包まれており,全ての生物はその中で進化してきたわけですから,「何かしら地磁気の影響を受けているはず?」と考えるのは当然です。しかし,人間には見ることも感じることも全くできないものだけに神秘的であり,夢と不安とを抱える課題でもあります。一口に磁場と言っても,一様に存在する自然磁場(地磁気)と,電磁石のように狭い範囲に非常に強い人工磁場とがあるので区別が必要です。
特に最近は,病院の検査で使用される核磁気共鳴診断装置(MRI)やリニアモーターカー等,身近にも強い磁場を受ける機会が増え,この問題への関心も高まっています。自然磁場との関係では,『生態(生活)への関与』と『生体(からだ)への影響』に分かれます。
『生態への関与』の話には,伝書鳩は磁気嵐の時や磁石を付けられると飛行方向が乱れるということが実験で知られており,「渡り鳥も地磁気を利用しているのでは?」と推測されていたのですが,実際に鳩の頭部から体内磁石−マグネタイトーが発見されるに至り,磁気感覚器官というものは存在すると考えられるようになりました。
この体内磁石は,ミツバチやイルカ等にも確認されています。中でも,走磁性バクテリアという細菌には体重の2%もの体内磁石があって,地磁気のN極やS極に向かって泳動するという,面白い特徴を持っています。
このように,地磁気が見えて地磁気と共に生活している生物もいるのです。『生体への影響』については,病気や体質等いろいろな事象と地磁気活動との対比で調べられています。中には子供の成長や体格等に相関が見られたとの報告もあります。
数千年数万年単位の話となると,地磁気の変動や逆転が気候変動を招いたり,生物種の変遷や恐竜絶滅の引き金になったと考える人もいます。私達祖先の現世人類(ホモ・サピエンス)や,それ以前の原人発生も,地磁気逆転の時期と一致するという見方も示されています。次回の地磁気逆転の時には,いよいよ私達人間の次の新人類種の登揚となるのでしょうか?
しかし,このようなセンセーショナルな話は,地磁気だけで説明するには少し無理があるようで,他のいろいろな環境要素や要因に地磁気も関与したと考えるのが一般的です。人工磁場との関係では,『細胞レベル』と『個体レベル』の話に分けられます。
『細胞レベル』の話には,磁石を土に挿しておくと根の発育が良くなったとか,枝に磁石を付けておくと果実の糖度が増したといような話もありますが,実際に非常に強い磁場をかけておくと植物の根は異常生長を起こすことが,実験で確かめられています。
このような強い人工磁場の中での実験では,細胞分裂や細胞呼吸の減少,タンパク質構造の変化,酵素活性化への影響,さらにはDNA合成の抑制,遺伝子暗号エラーの増加等,数多くの結果が報告されています。
がん細胞の生育抑制や退縮への関与もあるらしく,検査や治療での応用が期待されるものもあります。『個体レベル』の話には,例えば磁石が肩こりをほぐすという話がありますが,そのメカニズムはよく解っていません。それは,いろいろの要因が重なり合い,同じ条件下での実験が難しく,生命体の適応力や個性の問題も含まれてくるためです。
よく興味を持たれる,「磁場の精神活動への影響」というような問題も実証するのはさらに難しく,まだまだ謎の多い分野です。
(気象庁地磁気観測所)
磁気異常
磁気異常は生物の体内 リズムが不安定となり、さまざまな動物に異常行動が現れることは明らかにされているし、人間においても心臓病や神経病が認められる。人間は磁気を感知する器官をもたないために、磁気環境の乱れに対して無防備同然である。しかし、季節の変わり目には体調を崩しやすいように、理由もなく起こる心身異変は磁気環境の乱れが原因ということもありうる。
(第16章 太陽からの磁気と生命体を語ります。)
これらが、冒頭のお話であります、太陽の極磁場の反転、しかも、通常と異なる位相の反転の影響を受けた、地磁気の異常によってもたらされていると考えると、きわめてすんなりと納得がいくのであります。
そして、この影響をうけやすいのが、一連の事故を起こした加害者とされる方々の「体質」にあったとしたなら、これからいかなる「対策」を講ずるべきか、この「方向性」がまるで違ったものになるのであります。
この考察がもし正しいとしたら、この5月にも、おそらく不可解な交通事故や飛行機事故が続くことになるのでありますが、そうならないことを願うばかりであります。 KAI